週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

今年はiPhoneの当たり年! iPhone 15もiPhone 15 Proもお勧め!【先行レビュー】

上がブルーチタニウムのiPhone 15 Pro、下がブラックチタニウムのiPhone 15 Pro Max。ナチュラルチタニウムや、ホワイトチタニウムの方が「チタン感」はある

高性能を極めたiPhone 15 Pro/15 Pro Max

 そんな中、発売されたiPhone 15 Pro/15 Pro Maxはかなり野心的なモデルだ。まず、ボディ外周部がチタニウム製になった。

 2017年のiPhone X登場以来、iPhoneの上位モデルは常にステンレス製フレームを採用していたが、6年ぶりにステンレスからチタンになった。

 ステンレスは強度があり、錆びにくいが、少々重い。対して、チタニウムは軽く、剛性が高い。アルミと同様にキズに対しては強くないが、表面のPVDコーティングでキズが付きにくくなっているという。どのぐらい硬度があるのかは、借りたiPhoneで試すわけにはいかないが。

 新しいiPhone 15 Proを購入したり、店頭で触れる機会があったら、ぜひ握ってみてほしい。

iPhone 15 Pro。ディスプレイが、より本体外縁部まで広がった。OLEDディスプレイの表示も明るく美しい

 全幅にして0.9mmしか小さくなっておらず、厚みは0.4mm増しているにもかかわらず、非常に握りやすくなっており、コンパクトに感じる。これはアップルが「コンツアー(輪郭)」と呼ぶ角Rのゆるやかなデザインに拠るものだと思われる。ガラス面のエッジ部分も、従来の製品より角が落ちた形状になっている(保護ガラスは、信頼できるブランドを選ばないと外縁部が浮くかもしれない)。

 また、重さも19g軽くなっている。19gといえば10円玉4枚(18g)以上の差である。この違いは大きく、実機を手にしたみなさんが、間違いなく最初に驚くのは、この持ちやすさと、軽さだと思う。

 チタニウムは落下キズなどに強いわけではないので、戸外に持ち出す時は保護ケースを使う人が多いのだとは思うが、チタニウムの美しさと、この持ちやすさを失ってしまうのは少し惜しいと感じる。

iPhone 15 Pro Max。Maxも軽くなったこともあって、非常に持ちやすくコンパクトに感じる。カメラ部分は旧モデルより、わずかに拡大されている

 ちなみに、iPhone 15 Pro Maxも従来モデルより19g軽く、0.9mm幅が狭く、0.4mm厚い。こちらも従来モデルよりひとまわりコンパクトに感じるので、5倍ズーム目当てでiPhone 15 Pro Max買いたいけれど「大きくて重いのが、イヤだなぁ」と思っている人は、従来モデルで感じるほど大きく重くはないので、安心して欲しい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事