DLCを含むPlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switchタイトルがお買い得!
最大85%オフ!『セガ オータムセール』の激押しタイトル
セガは9月13日より、PlayStation Storeとニンテンドーeショップにて、同社のPlayStation 5(PS5)/PlayStation 4(PS4)/Nintendo Switch(Switch)用のダウンロードタイトルを対象とした「セガ オーダムセール」を開催中。
本セールでは、セガの名作&人気タイトルはもちろん、アトラスのタイトルまで、DLCを含めて30タイトル以上が最大85%オフで購入できるビッグチャンスとなっている。
今回は、そんなセール対象製品のなかから、アスキゲーム編集部がオススメするタイトルをピックアップ! その魅力を紹介していこう。
【セール概要】
セール名:セガオータムセール
期間:2023年9月13日~9月27日まで
特設ページ:https://www.sega.jp/special/sale/
ソニックオリジンズ・プラス
対象プラットフォーム:PS5/PS4/Switch
通常価格:4389円
セール価格:2940円(33%オフ!)
●PS5/PS4販売ページ
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0177-PPSA05326_00-SONICORIGINSPLUS
●Switch販売ページ
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70070000017728.html
元祖『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ほか、
至極のクラシック作品を収録!
誰もが知るセガのイメージキャラクター“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”。彼のデビュー作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を含めた、ソニック黎明期からの複数の名作を収録した豪華なパック『ソニックオリジンズ・プラス』が、現在オータムセールで安価に購入できる!
収録タイトルは、1991年7月26日にメガドライブ(MD)用アクションゲームとして発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のほかに、続編の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(MD/1992年)と、メガCD用ゲーム『ソニックCD』(1993年)。
さらに1994年にMDで発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』と『ソニック&ナックルズ』をセットにした『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』。
これだけでも十分なのに、追加でセガの携帯ゲーム機“ゲームギア(GG)”用のソニック関連タイトルが12本も収録されている。『ソニックオリジンズ・プラス』は、遊んで楽しいだけでなく、ソニック誕生からの足取りをたどれる資料価値としても高いお得なコレクションタイトルなのだ。
完全に余談だが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が発売された当時の筆者はギリギリ未成年だった気がする……。アクションゲームが好きだった筆者にとって、超高速にスクロールするソニックの衝撃は今でも忘れられない。「MDを持っていてよかった!」と思えたタイトルだった。
ナイスミドルな読者はプレイするだけでムズ痒くなる
MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
『ソニックオリジンズ・プラス』は当時のゲームをそのまま移植した“クラシックモード”を遊べるだけでなく、現代にあわせて遊びやすくチューンナップした“アニバーサリーモード”も選択可能。
アニバーサリーモードとは、アスペクト比16:9でプレイできるほかに、タイムオーバーやコンティニューがなくなり、気軽にプレイできるという初心者にも優しいモードだ。
しかし、前述した通り筆者はオーバー50の人間。やはりファーストプレイは当時を懐かしむためにアスペクト比4:3の“クラシックモード”で遊んでみた。いざゲームを開始すると、画面がめちゃくちゃ狭く感じる。
本作はキャラクターがハイスピードに左右移動するのに、画面の横幅が狭いため今の感覚からすると遊びにくい。だが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』はこうだった。これがソニックだ。
ソニックを操作しているだけなのに、当時住んでいた場所や通っていた学校、働いていたバイト、遊んでいた友だちの記憶が蘇ってくる。ふと気づけば変な涙と汗をかきながら数時間プレイし続けてしまった……。
さらに現代版にアレンジされたデジタルリマスター版“アニバーサリーモード”にチャレンジ。これは16:9の広大な画面で、時間や残機を気にせずプレイできるモードだ。
プレイすると“遊びやすいソニック”といった感じ。フィールドの先が見えるので障害物を回避しやすく、とても遊びやすい。今からプレイするなら、間違いなくこちらのモードがとっつきやすいだろう。
加えて『ソニックオリジンズ・プラス』では、“ボスラッシュ”モードも収録されている。これは作品に登場するボス戦だけを次々に遊べるモード。
そしてもうひとつ、クラシックかアニバーサリーモードをクリアすると、フィールドが左右反転された“ミラーリングモード”も遊べる。本作は過去の名作をただ移植しただけでなく、新たな遊びを提供してくれるサービス精神旺盛なタイトルだ。
ソニックの物語を楽しめるストーリーモードを収録
『ソニックオリジンズ・プラス』の目玉コンテンツのひとつが、“ストーリーモード”。これは本作に収録されているタイトルを、物語の順に遊べるモードとなっている。
ソニックは歴史のある人気キャラクターなので、新作が出るたびにテイルスやナックルズなどの新キャラクターが登場してきた。このモードをプレイすれば、彼らの物語や誕生の理由を知れるはずだ。
また、やり込み要素の“ミッション”や“ミュージアム”“マイデータ&ランキング”機能もおもしろい。ミッションモードは、指定された行動を行なうとクリアできるモード。ミッションの難易度は★1~5まで用意されており、徐々にアンロックされてゆく。
ミュージアムはサウンドやイラスト、開発資料などを見られるコンテンツ。初期状態でも数多くのビジュアルが見られるのだが、なかでも筆者が嬉しかったのは当時のマニュアルだった。黒いプラスチック製のメガドラゲームパッケージに入っていたマニュアルって、こんな感じだったっけ!?
やり込み要素のなかでもっとも現代風なのはマイデータ&ランキング。これは自分がクリアーに要した時間と世界ランキングを比較できる機能だ。世界は広いもので、コッチが数分かかってクリアしてるステージを、数十秒でクリアしている猛者がゴロゴロ出てくる。
上位ランカーのスコアを見ていると、ゲーマー魂が揺さぶられること受けあいだ。クリアするだけでなく、タイムアタックも楽しめるのは『ソニック』らしい要素だと感じた。
『ソニック2』や『ソニックCD』『ソニック3&ナックルズ』
おまけにGGタイトルまで収録
今回の記事では、筆者が特に思い入れの強い元祖『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をメインに紹介したが、このほかにも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』と『ソニックCD』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』も収録されている。セール中ではあるが、本心は「こんなに安くていいの?」と心配になる。
また、プレイヤブルキャラクターとしてMDの全4タイトルでエミーが、『ソニックCD』ではナックルズがプレイヤブルになり、全4タイトルで4キャラすべてでプレイ可能に!
こちらのプレイヤブルキャラ追加にともない、『ソニックCD』では、ナックルズ専用のルートも用意されているというのだから驚きだ。
エミーの追加もファンには嬉しい限り……いや、ファンじゃなくても嬉しいはず。なぜなら明るくて元気があり、勢いがある彼女を動かせば誰もが笑顔になるはずだから。
その後もいろいろなタイトルに登場しているエミーを、初期タイトルで遊べるなんて! 本当にいいんでしょうか?
そして、GGの12タイトルも要注目。現代のゲームと比べると映像面では見劣りする部分があるものの、これが当時の最先端携帯ゲーム機タイトル。多少理不尽な挙動も筆者のような高齢ゲーマーがプレイすれば、涙なくして遊べないはず。もちろん、ヤングマンな読者もソニックの歴史を知る意味では、とても有意義なものになっている。
セガファンのみならず、アクションゲームが好きな読者には『ソニックオリジンズ・プラス』を遊んでいただきたい。
©SEGA
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