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クリプトン、バイワイヤリングケーブルや電源ボックスなどアクセサリー新製品

2023年09月15日 08時00分更新

 クリプトン(KRIPTON)は9月15日、オーディオ用アクセサリーの新製品を発表した。また、5月の発表後、出荷が遅れていたハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-11G」「KS-33G」の販売を開始するとアナウンスしている。

SC-HR2020/2M Y-B

 バイワイヤリングスピーカーケーブルの「SC-HR2020/2M Y-B」はPC-Triple C導体を使用。標準は2mでスピーカー側が4組のバナナプラグ、アンプ側が2組のYラグ端子を備えている。価格は11万5400円+税だが、オーダーメイドで異なる長さを選べる。納期は注文から10日ほどだという。10月上旬の発売。

スピーカー内部では写真のように複数のユニットがネットワーク回路を介してつながっている。バイワイヤリングではこのつながりがなくなるので、相互の干渉を減らせ、S/N感やレンジ感の向上、透明感のアップにつながる。

PB-750とフィルター2系統6個口のPB-350

 電源ボックスの「PB-750」は、昨年発売の「PB-HR3000」の設計思想を継承しつつ価格を抑えたもの。3回路のフィルターと小電流機器(4台)、大電流機器(2台)、デジタル機器(2台)向けのコンセントを備えており、それぞれの干渉を抑える仕組みになっている。コンセントはアメリカン電機製。内部配線はOFC単線、2mm厚のステンレスパネル、2mm厚のボンデ鋼板を使用。「PC-5」として単品売りしている高容量OFCケーブルが付属する。サイズは幅330×奥行き131×高さ75mmで、重量は3,4kg。価格は7万5000円+税。10月下旬の発売。

小さいほうが新製品

 HRインシュレーターの「IS-HR10」は、《ネオフェード》カーボンマトリックス3層材を利用したステンレス製のインシュレーター。上下のカーボン素材で振動の音速を速め、表面波(横波)として高速に伝播し、そのエネルギーを中央のネオフェードで熱に変えて吸収する。また、ニトリルゴム製のOリングで滑りにくくし、裏面はスパイク受けとなっている。直径は従来品の「IS-HR1」の29.5mmから27mmに小さくする一方で、高さは11mmから15mmと36%増やしている。小型ブックシェルフスピーカーの脚などに適しているという。重量は49gで、4個セットでの販売。価格は1万8000円+税。11月上旬の発売。

 また、クリプトンはスピーカーのKXシリーズがオーディオ各賞を受賞したことを記念して実施中の記念キャンペーンを実施中。期間内に対象スピーカーを買うと、開発者・渡邉勝氏が選んだ「カメラータ・トウキョウ Special Collection 名演奏家シリーズ」のCD3枚をプレゼントするという。このCDには渡邉氏によるバイワイヤリングとシングルワイヤリングの音の違いのレポートも付いている。詳細はキャンペーンページを参照してほしい。

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