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25年前のリサイクル腕時計「ReWATCH」メルカリで衝動買い

2023年09月08日 11時30分更新

自宅周辺の自販機10台近く、コンビニを3軒ほど回ったがペプシコーラが見つかったのは、このサントリーの自販機だけ。残念ながら販売中止だった

PEPSI ReWATCHと実際のペプシコーラの比較

 このコラムを書くにあたって、缶のイメージと実際のPEPSI ReWATCHのベゼルの色の楽しい混合イメージを見せたくてペプシコーラを近所の自販機で探してみたが、何とペプシコーラが全く見当たらない。そのことをSNSでなげいていたら、友人から「自宅近所のスーパーや自販機にはあるよ……」という複数の連絡をいただいた。

 PEPSI ReWATCHと実際のペプシコーラの缶を並べて比較できたのは、その中の友人のひとりのおかげだ。ネットを見てみると「ペプシが見当たらない……」「買えない」といった筆者と同様の感覚をもった人が、たくさんいるようだった。PEPSI ReWATCHのお陰で気づくことのなかった話題にも、興味を持つことができた。

武蔵小山の友人が買ってくれた以前のペプシコーラのアルミ缶に近いミニ缶とやっとツーショット

 ReWATCH発売開始された頃と25年経過した現在では、ペプシコーラの赤・白・青の丸いアイコンは中央の白の形状が多少デザイン的には異なるが、大雑把な素人的にはそのイメージではほとんど同じだ。プレス機で押し潰してでき上がったPEPSI ReWATCHのベゼルを見ていると、ウンチクと説教系の多い現代の難しいSDGsより分かりやすさが力強いと感じる。

赤・白・青のスリートーンが混じったベゼルがペプシコーラだと分かる

 今回は25年前のクォーツ腕時計が運よく動作したが、これもいつまで動くかは怪しい。一般的な感覚では当初から動かなくて当たり前の世界なので、筆者と同じようにReWATCHに惹かれた読者諸兄姉がいれば「動かなくて当たり前」のマインドで、改造やリペアも自己責任で臨んでいただければと思う。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:ReWATCH「2001 SPACE TOURS PEPSI OFFICIAL WATCH」
・購入:メルカリ
・価格:949円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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