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8万円台の超スリムPCは縦横どちらでも置けて隙間利用に最適!

2023年08月29日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
提供: マウスコンピューター

実際の利用シーンを検証

 「mouse CA-A5A01」は、「ディスプレーさえ用意できれば設置場所をほぼ選ばない」点がもっともユニークな特徴だ。実際の利用シーンにあわせて設置したほうが分かりやすいため、写真とともに解説していこう。

 もっとも多い用途として、自宅のリビングを想定してみる。ディスプレーを置けるようなデスクがある場合、「mouse CA-A5A01」が設置できないということはまずない。極端な話、ディスプレーと壁の間に30mmほどのスペースがあれば壁に立てかけるなどして本体のみを縦置きできなくもないし、安定性を求めて専用の縦置きスタンドを使った場合でも、スタンド幅も含め73×153×219mmの隙間を確保できれば簡単に設置できる。もちろん、安定性を重視して本体のみを横置きしてもいい。

mouse CA-A5A01

ディスプレー横に専用スタンドを使って設置。この場合、スタンド幅も含めて73×153×219mmのスペースが必要になるが、一般的なデスクトップPCよりは、当然邪魔にならない

mouse CA-A5A01

ディスプレーの下に空間を作る、ディスプレー台の下に収納してしまうのもアリだ

 さらに、付属のVESAマウントキットを利用すれば、本体をディスプレー背面の空間に設置してしまうことも可能だ。店舗広告などのデジタルサイネージに使われがちな設置方法だが、ディスプレーの背面空間はもともと空きやすいし、デスクの上も有効活用できるため、取り外す予定がない場合にはおすすめできる。VESAマウントを有効活用できる製品は市場に多々あるため、自分なりのカスタマイズを施して利用してみるのもいいだろう。

 ちなみに、最近のディスプレーはスタンドの高さ調整ができるため、固定板が背面にまっすぐ伸びていて、そのままではVESAマウントが付けられない。しかし、マウスコンピューターのiiyamaブランドの多機能スタンドモデルを採用したディスプレーは、別売りの小型デスクトップパソコン取付用ブラケット(BRPCV)を使うことで、「mouse CA-A5A01」付属のVESAマウントキットを取り付けられる。

mouse CA-A5A01

VESAマウントキットを利用すれば、ディスプレーの背面空間を有効活用できる

mouse CA-A5A01

iiyamaブランドの多機能スタンドモデル用小型デスクトップパソコン取付用ブラケット(BRPCV)に、VESAマウントキットを取り付け、「mouse CA-A5A01」を固定する

mouse CA-A5A01

ディスプレーの固定板にブラケットをスライドさせて取り付けることで、小型パソコンをディスプレーの背面で固定できる

 リビングにディスプレーがない、あるいは置けない場合、テレビに接続してテレパソとして利用するのも有効だ。本製品には独自のワイヤレスマウス・キーボードセットが付属しているため、配線なども過度に気にする必要がないのは嬉しいポイント。テレビの横や後ろのスペースに設置してもいい。

mouse CA-A5A01

電源を入れるのが少し面倒になるが、薄型なのでテレビの後ろのスペースに置いてしまうこともできる

24型などの小型サイズのテレビや、ディスプレーの下のスペースに横置きすることもできる

無線のマウスとキーボードを付属しているので、離れた場所からでも操作できる

 おまけとして、カバンに入れて持ち運ぶケースを紹介したい。本製品は一般的なビジネスバッグなどに楽々入るサイズであり、なおかつ本体重量も軽いため、場合によってはノートPCよりも容易に運搬できる。電源アダプターごと持ち運ぶことにはなるものの、その場合も重量は800g以下と大きな負担にはならない重さだ。ディスプレーや周辺機器を別途用意できるという条件付きではあるが、あらゆる場所に持ち込んで使用するのも活用のひとつの選択肢ではあるだろう。

mouse CA-A5A01

薄いのでカバンにもすんなり入る。電源アダプターごと持ち運んでも重量は1kgに満たない

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