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MSXバスの状態がLEDでわかる! 「MSXバスモニタカートリッジ基板」が登場

2023年08月19日 10時00分更新

 MSXバスの状態をモニタリングできる「MSXバスモニタカートリッジ基板」が家電のケンちゃんにて販売中。技術系サークルProject Cによる同人ハードウェアで、価格は1万1800円だ。

MSXバスモニタカートリッジ基板
MSXバスモニタカートリッジ基板

MSXバスの状態を視覚化できる、開発者向けの基板が発売。なお、サンプルに装着されているカートリッジケースは別売りだ

 MSXカートリッジの信号ラインからバスの状態をLEDで視覚化できるという、珍しいモニタリング用の基板。カートリッジスロットを搭載しており、MSXのスロットを塞がずにモニタリング可能。

 アドレスバス(16bit)とデータバス(8bit)、コントロールバス(カートリッジに出ている信号)の状態をモニタリング可能。LEDとバスはバッファICで分離されているため、バスに影響を与えることなく動作する仕様になっている。

MSXバスモニタカートリッジ基板
MSXバスモニタカートリッジ基板

アドレスバス・データバス・コントロールバスの状態が一目で分かる。LEDとバスは分離されているため動作に影響はなく、スロットも塞がず使える

 そのほか、DRAMリフレッシュ時にデータバス・アドレスバスのLED点灯を抑制できる切り替えスイッチも搭載。なおサークルによると、「消費電力の大きいものやカートリッジの物理形状によっては、取り付けられないまたは正常に動作しない場合がある」とのこと。

 そのほか、基板にはコナミ仕様のカートリッジケースに対応する取り付け穴を完備。Illegal function call製の「加工済カートリッジケース」に取り付けることができる。

 

【取材協力】

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