週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPad動画制作はテーマ作りとストーリー構成が大事、「ChatGPT」を活用する手もあり!

2023年09月14日 09時00分更新

制作する動画の目的やテーマを明確にすることが重要

 動画を制作する際に最も重要なことは、制作する動画の目的とテーマを明確にすることだ。ここがブレていると、内容が混沌として、意図が伝わりにくいものになる心配がある。個人で楽しむぶんにはそれほど気にする必要はないが、多くの人に見てもらいたい動画を作るなら、この点はシビアに考えたほうがいいだろう。

●目的やテーマの設定する
 まず、視聴者に何を伝えたいのか、視聴者にどのような行動を促したいのか、目的やテーマを設定しよう。例えば、製品を紹介する動画を作るのであれば、「その製品の何を最も伝えたいのか?」ということを明確にする。また、日常を切り取るVlogなら「何を切り取って表現するか?」という部分をはっきりさせることが必要だ。

 テーマが明確になれば、それに沿った具体的なエピソードを組み立てていくことができるし、結果的に伝わりやすいコンテンツになる。なお、多くの人に見てもらいたいなら、関心を持ちやすく、理解のしやすいテーマを選ぶことも重要だ。

●動画の見せ方を検討する
 テーマが決まったら動画のトーンを検討しよう。例えば、製品の紹介ならテロップなどを駆使した説明的なスタイルが適しているし、Vlogならあまり説明的でないほうが好まれやすいので、できる限り映像と音で見せるように工夫するといった感じだ。

 このように内容に合わせて見せ方を決めておけば、具体的な内容を考える際に「どのようなイメージで撮るか」「どんなシチュエーションが必要か」といったことが考えやすくなる。

見る人に伝えたい内容を具体的に書き出そう

 テーマや見せ方が明確にできたら、それらを効果的に伝えるための具体的な内容を考えていこう。このときに活用すると便利なツールが、マインドマップなどの手法だ。マインドマップは、アイデアを視覚的に組織化し、それらがどのように関連しているかを理解するのに役立つ。

 マインドマップの基本的なやり方は、まず中央にテーマを置き、その周りに関連するアイデアやシーンを追加していくというもの。このとき、順番などは特に考えず、とにかくアイデアを書き出していくことがポイントだ。そうすれば、持っているイメージが関連づけた状態ですべて書き出せる。

やりたいこと、見せたいことなどをマインドマップなどの手法で一気に書き出すと、必要なものと不要なものが見えてくる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事