ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。この暑い時期に、毎食でも食べたくなるのが“そうめん”。チュルチュルと喉ごしよく食欲が落ちた時にも食べ進みがよいですよね。
いつも迷うのが何束茹でるか。みなさんはどうでしょう? 1束だと少ない気がするし2束だと途中で飽きがきてしまうので、私のお腹には1.5束くらいがちょうどいいのかなと(製品にもよりけりですが)。
そこで気が付きました! そうめんって6束で1袋のものが多いですが、4人家族だったら6束いっきに茹でるとひとり1.5束相当でちょうどいいってこと……? ファミリー向けに考えられているのかも。……いやしかし、食べ盛りな子だったら2束軽いだろうし、逆に小食の人がいたら1束も食べないかもしれません。そう単純ではなく、茹でる人は都度、そうめん算に悩まされているのでしょう。
先週、夏バテの時にぴったりな食べ方として、釜玉そうめんを紹介しました。→関連記事[玉子と醤油だけ!そうめんの“釜玉”アレンジが究極的に簡単でウマイ]。茹であがったそうめんを水で締めずに温かいまま食べると、身体を冷やさずほっこりとしたおいしさを楽しめます。
温かいのもいいけれど、そうめんといったら基本は冷たい食べ方。キュッと水で締めたそうめんを冷やしためんつゆにつけてズルルとすするのが、王道中の王道ですよね。
私も、もちろんめんつゆでいただくことがほとんどです。味変でめんつゆに“〇〇〇”を加えることも。
え、“〇〇〇”って変かしら!?
さていったいなんのことでしょうか。
私としては“〇〇〇”をめんつゆに入れるのはちっとも変じゃなく、味変としてよくやっています。おそらく、私と同じように〇〇〇をそうめんに使っている人、少なくはないんじゃないかな~。メジャーなつもりでいたけど、人に話したら「え、それって合うの?」と少し驚かれたので、あえて紹介しますね。おいしいんですよ!
めんつゆにオイルを入れる
“〇〇〇”の答えはオイル。そうオリーブオイルです。めんつゆにオリーブオイルをひと回し。あったらゴマをパラリと振りかけてみましょう。
めんつゆのオリーブオイルアレンジ。基本はもちろんめんつゆの味ですが、オリーブオイルの爽やかな香気がプラスされ、華やかでちょっと洋風な雰囲気に様変わりします。もちろん、そうめんのきめ細やかな食感、チュルリとした喉ごしはそのままでそうめんらしさは損なわれません。
ポイントとして、オリーブオイルで後味が残るのため、味の重量感が増すというか。いつものそうめんはスルリと食べきってしまいそうなところ、食べ応えがアップする気がします。
さらに洋風に寄せたい場合は、ここにレモンをしぼりかけると爽やかな洋風そうめんが完成します。気分を変えたい時にオススメ。
ラー油やフレーバーオイルもおいしい
めんつゆとオイルもそうだし、そうめんとオイルは相性悪くないんですよね。沖縄料理でそうめんを油で炒めたそうめんチャンプルーもあります。そもそも、そうめんの麺は油も若干含んでいます。
オイルでいうと、私は辛いのが好きなので、ラー油もよくめんつゆに入れています。ピリリとしたラー油の辛味がきいた、刺激的な夏そうめんに。温泉玉子も加えるのがヤミツキの方程式で、めんつゆごと飲み干してしまいそうなくらい好き。
日清やみつきオイルシリーズの「アジアンパクチー」もおもしろいです。こちらは、オイルに食材の風味を閉じ込めたいわゆる“フレーバーオイル”。一見、ソースのように見せかけて、塩味はありません。料理にひとかけすると、パクチーや魚醤の風味、柑橘の香りが広がります。
最初は、めんつゆ×アジアンフレーバーの想像がつかない組み合わせにビビってましたが、「えいや」と試してみたところ、これがびっくり。めんつゆの味のベースはそのままなのに、パクチーや魚醬のインパクトある風味をまとって、タイ料理屋やベトナム料理屋さんで出てきそうなつけダレになりました。香りって大きいんですね。
もはや日本のそうめんじゃなくてアジアンヌードル。180℃変わる感じがユニークですが、これはこれで非常にハマる。アジア気分でちょっとおしゃれなそうめんを食べたい時にぴったりです。
とにかく身体を大事に
以上、そうめんにオイルを加えるとおいしいといった説でした。おいしいからといってそうめんばかり食べていると偏るので、バランスよくお肉や野菜も食べるようにしましょうね。私自身も夏バテになったので、みなさんの身体も心配です。
食欲を掻き立てるにはビールが一番。餃子もオススメですよ! お後がよろしいようで。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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