PS VitaやPSPで発売された『ToHeart2』のスピンオフ作品のPC移植作!
Steam配信不可な、ちょっとHなヒロインにハマること必死!『ダンジョントラベラーズ2』をレビュー【前編】
2023年6月9日にDMM GAMESよりPC(Windows)向けにリリースされた、アクアプラス開発のダンジョンRPG『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』と『ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』。
本作はSteamでのリリースが予定されていたが、つい先日、それがキャンセルされたことでも話題に。
そのニュース内で理由が語られているが、筆者の解釈で要約すると「Steamのガイドラインにあわせようとすると美少女たちのちょっぴりHなグラフィックがもっとマイルドになっちゃうから、そんなのみんな望んでないでしょ?」ということなのではないだろうか。
Steamでリリースできないくらいの内容とは、一体どれくらい過激なものなのか? ここではゲームのレビューにあわせて、気になるその要素にも注目していく。まずは、PC(Windows)の動作環境をチェックしよう。
動作環境(推奨) | |||
---|---|---|---|
OS | Windows 10(64bit) | ||
プロセッサー | インテル「Core i3-3220」(2コア/4スレッド、最大3.3GHz) | ||
メモリー | 8GB | ||
グラフィック | NVIDIA「GeForce GTX 750 Ti」 | ||
DirectX | Version 11 | ||
ストレージ | 5GB利用可能 | ||
サウンドカード | DirectX Compatible |
動作環境(最低) | |||
---|---|---|---|
OS | Windows 10(64bit) | ||
プロセッサー | インテル「Celeron G1820」(2コア/2スレッド、最大2.7GHz) | ||
メモリー | 8GB | ||
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4000 | ||
DirectX | Version 11 | ||
ストレージ | 5GB利用可能 | ||
サウンドカード | DirectX Compatible |
最低のスペックを見てみると、メーカー製のビジネス向けノートPCでも問題なく動きそう。10万前後のゲーミングPCなら、余裕で推奨のスペックは満たすだろう。
『ダンジョントラベラーズ2』ってどんなゲーム?
『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』と『ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』の2本について、簡単に説明しておこう。前者は2013年にPSP向けに(2014年にPS Vitaに移植)、後者は2017年にPS Vita向けにリリースされたダンジョンRPGの、10年越しに実現したPC向けリメイク作品である。
開発元はアクアプラス。PCゲームに詳しい読者ならよくご存知だろう、「ToHeart」や「WHITE ALBUM」「うたわれるもの」などの人気シリーズを生み出し、日本のPCゲーム史・美少女ゲーム史に名を残してきた老舗ゲームメーカーだ。
シリーズ1作目の『ダンジョントラベラーズ』は、人気美少女恋愛アドベンチャーゲーム『ToHeart2』に登場する「柚原このみ」や「向坂環」といった人気キャラクターたちをパーティーメンバーに編成してダンジョンに挑むという、ファン向けのスピンオフ作品だった。
その世界観を一新し、オリジナルキャラクターたちによる本格派ダンジョンRPGとして生まれたのが、今回の『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』であり、その続編が『ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』というワケである。
2作にはストーリー上のつながりがあるということで、順番を守ってまずは『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』を遊んでみようかなと、軽い気持ちでプレイしたのだが……。
ここに告白したい。プレイ開始から5日目。本記事を書いている今の時点で、筆者のプレイ時間は75時間超えである。正直言ってガチにハマった結果のプレイ時間だ。
40時間を越えたあたりで、そろそろゲームは切り上げて原稿に取り掛からないとまずいかも……と不安になったのだが、気づけば75時間。しかもまだまだ熱は冷めていない。だってこのゲーム、ひと筋縄ではいかないほどに歯ごたえがあって面白いんだもの。
そんな筆者が前後編2回に分けて取り上げる『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』プレイレビューの「前編」となる本記事では、プレイレビューの形でゲーム内容を紹介しつつ、パーティーの仲間となる魅力的なヒロインたちを皆さんに知ってもらおうと思う。
次回の「後編」では、筆者が原稿に取り掛かることも忘れて75時間も夢中になった理由、沼にハマったポイント「本作のここが面白い!」を語る予定である。
とはいえアクアプラスがお届けする美少女ゲームである以上、スクリーンショット多め、肌色多めでお届けするつもりなので、肌色が見たい方もぜひご期待ください。
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