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仕事で使えるChatGPT まともに動くプログラムを作る #ノーコード #ローコード

2023年07月28日 09時00分更新

その日にあったことも知りたい

 そこで、今度はさらに機能を追加するようお願いしてみた。なんらかの方法を使って情報を取得してこない限りは実現できない機能だ。

 すると、「情報を取得するために、外部のデータソースを利用する必要があります。例えば、WikipediaやAPIなどの情報源を使用することができます」との回答だ。

 ここまでは想定内だが、説明を読み進めていくと「この例では、apiUrl変数を適切なAPIのエンドポイントに置き換える必要があります」とある。

 コードから「apiUrl」変数を探すと、「apiUrl = 'https://api.example.com/events'; 」と、明らかにサンプルとわかるURIが代入されており、親切にも「実際のAPIエンドポイントに置き換えてください」というコメントがあった。

 おそらくWikipedia APIのエンドポイントを入れてやればいいのだと推測できるが、正直どうやって探せばいいのかよくわからない。

 わからない時はすぐ質問がChatGPTの基本。「情報をWikipediaから取得したい時はどうすればいいですか?」と質問してみた。

 APIエンドポイントのURLはわかったのだが、今度は記事の内容を取得する「getWikipediaContent」、取得した内容を表示する「convertToJapaneseEra」という関数を定義するコードがずらずらと表示された。また、取得したデータは「JSON形式で提供される場合がありますので、適切に解析して必要な情報を抽出します」と別の処理も必要になるようだ。

 恥ずかしながらここで完全にキャパオーバーしてしまい別のやり方を考えることにした。

追記:(後で落ち着いて読み返してみると、おそらくこれらの関数を元のHTMLファイルに追加すればうまく動いたような気もする)

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