G-SYNC Compatibleでゲームプレイは快適そのもの
ここからはJN-IPS28G144UHDRで実際にゲームをプレイしてみよう。まず、本機の同期技術はFreeSyncだが、GeFoeceシリーズのビデオカードを使用した場合はどうなるのか試してみた。
「GeForce RTX 4090」(以下、RTX 4090)搭載ビデオカードを接続したところ、「G-SYNC Compatible」として動作した。こちらはNVIDIAの同期技術になるが、あくまでも互換モードなので、G-SYNCのすべての機能が利用できるわけではない。しかしながら、GeForceシリーズでもスタッタリングとティアリングを低減できる点はありがたい。
この環境のまま、リフレッシュレートを144Hzに設定し、「Apex Legends」や「Fortnite」をプレイしてみた。解像度はどちらも4Kで、画質は最高画質に設定。さすがはIPS方式の液晶パネルを採用しているだけあって、やはり画面の鮮やかさが目にとまる。画面はヌルヌルと流れ、ゲームの没入感はかなりのもの。60Hzまでの液晶ディスプレーと比べると、ゲームの快適度は雲泥の差だ。
続いて、PlayStation 5でも試してみたが、Fortniteの120Hzモードも4Kで問題なく動いた。また、PIPを機能を活かして、PCで動画配信サイトの映像を表示させながら、PlayStation 5のゲームを楽しむといった遊び方ができたことは、かなり便利だと感じた。
まとめ:6万円台は4K・144Hzモデルとしては超お買い得
JN-IPS28G144UHDRは直販サイトで6万9980円。ネットショップでは6万3000円以下のお店もある。4K・144Hzモデルとしても、HDMI 2.1対応モデルとしても破格の存在と言える。ゲーム用途で高性能なディスプレーの購入を考えている人であれば、本機はかなり魅力的な製品と言えよう。
また、sRGBとDCI-P3の高いカバー率を活かし、写真編集や動画を楽しむといった用途でも活躍することは間違いない。ゲームを中心に、さまざまなシーンで頼りになる超お買い得な1台だ。
JN-IPS28G144UHDRの主なスペック | |
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パネル | 28型IPS(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
3840×2160ドット(16:9) |
表示色 | 1677万色 |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT)/1ms(OD時GTG) |
インターフェース | DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1×2、オーディオ出力ほか |
スピーカー | 2W×2 |
チルト | -10度~+10度 |
高さ調節 | - |
スイーベル | - |
ピボット | - |
サイズ/重量 | 638(W)×193(D)×456(H)mm/約4.9kg |
その他 | AMD FreeSync、HDR10、VESAマウント(100×100mm) |
直販価格 | 6万9980円 |
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