外観がオシャレでスリムな水筒
A6サイズの「memobottle」を衝動買い!
これからの季節、屋外で長く居続けるには適度な間隔で水を飲むことが極めて大事だ。常日頃から不健康な筆者は、天然水やミネラルウォーター派ではなく「成功する人は飲まない」と言われる自販機の缶コーヒ派だ。しかし今夏から心を入れ替えて、アウトドアのモバイル環境では一番手に入りやすく管理基準も高いと言われる、東京都水道局の水にしようと考えだしている。
筆者の悪い癖でごく普通の水道水が良いのか、ミネラルウォーターなのか、天然水かを悩むより前に「どこでも水を飲むというスタイル」にこだわってしまい、水を持ち歩くための入れ物に興味が先行してしまう。今までも何度か水筒の類にハマったことはあるが、たいていは長続きはしなかった。
理由はいつも極めてシンプルだ。水筒は空の時は軽くてスタイリッシュなモノにこだわっても、実際に水を入れると重いだけの面倒なモノになってしまう。インドア派の筆者は別に山に登ったりジョギングをする訳でもなく、出歩くと言ってもほとんど山手線の内側やその周辺なので、どこに行っても自販機も喫茶店やカフェも一杯溢れているエリアばかりなのだ。
そんなものぐさな筆者がうっかり「外観がオシャレでスリム」、そしてモバイルワークにも適していそうな形状というだけの理由で、「memobottle」(以降、メモボトル)のA6サイズ、BPAフリーなプラスチック素材の水筒を衝動買いしてしまった。
いつもの悪い癖で「どうせ買うなら……」とオプションもいろいろ調査してメモボトル本体に加えて、単なるカバーとは呼ばせないオシャレな「シリコンスリーブ」そしてオフィスや自宅のデスク回りでメモボトルを立てかけて置くクールな「memobottle ユニバーサルデスクスタンド」というアイテムまで合わせ衝動買いしてしまった。
バリバリの関西人なのに金に糸目をつけず衝動買いしてしまったが、なんとその時点でAmazon.co.jpに支払ったお金は合計で9340円と少し後悔が。昨日まで3COINSの金属製の550円の水筒(ステンレスマグボトル)を使っていた身分が、たった1日で凄いセレブの仲間入りの感覚だ。
早速届いたメモボトル A6サイズの実測値は、その名前の通りほぼA6版サイズ105.96×149.22mm、厚さは30mmフラット形状となかなか個性的でスリムだ。本体の重量はネジ式の堅牢なキャップ込みで実測100g。内容量は375mlだ。他にA7サイズ(180ml)とA5サイズ(750ml)もあるらしい。メモボトルの両面には片側に大きな「A6」、反対側に「memobottle」と盛り上がった文字がセンス良く描かれている。
なお、パッケージには181×105mmと書かれているが、キャップ部分を含めて計測したところ、高さは185mmであった。このあたりは愛嬌の範囲だろう。
これでもかのデザイン力を注入した感のあるシリコンスリーブも、3180円というセレブ価格を忘れると感動的だ。そしてただ折り曲げただけの鉄板に「memobottle」というデザインされたロゴをフロントに描いた「memobottle ユニバーサルデスクスタンド」は、うっかりすると1680円という出費を忘れてしまいそうだ。
ただ残念ながら、メモボトルにパンツのようなピチピチのシリコンスリーブを履かせてmemobottle ユニバーサルデスクスタンドに押し込むと超タイトだ。抜き取るのにひと手間かかる。そしてもっと困るのは、一度メモボトルに履かせたパンツは脱がせるのにもうふた手間以上は必要だ。先行して人柱になった筆者からは、決して衝動買いはお勧めしない。
スリムなメモボトルをmemobottle ユニバーサルデスクスタンドに載せて、オフィスや自宅のデスクトップに置いたたたずまいは、なかなかビューティフルだ。しかしもしメモボトルのデザインやコンセプトを気に入ったのなら、まずは本体であるメモボトルだけの衝動買いを推奨したい。周囲に置く物に十分気を配れれば、きっと持つ人のセンスが光るかもしれない。
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