7型で120Hz対応のゲーム機型PCが登場
次に7型でリフレッシュレート120Hzのディスプレーを採用した「ONEXFLY」を発表。CPUはAMD「Ryzen 7 7840U」(8コア/16スレッド、最大5.1GHz)、内蔵GPUはRDNA 3アーキテクチャーのAMD Radeon 780Mになっている。
ゲーム機型のPCは、昨年の東京ゲームショウにてSteam Deckが出展され、先日ASUSが「ROG Ally」を発売したことで、ライトユーザーの注目度も高まっている。「ROG Ally」はAMD初のハンドヘルド向けCPU「Ryzen Z1 Extreme」を採用。「ONEXFLY」が採用したAMD「Ryzen 7 7840U」は、その「Ryzen Z1 Extreme」とコア/スレッド数や動作クロックは同じだが、cTDPの最小値が15Wと高い。
8月に発売される予定の「AOKZOE A1 Pro」も同じCPUを備えるが、こちらはディスプレーのリフレッシュレートが60Hzなので、「ONEXFLY」はリフレッシュレートで勝っている。
スティック周りのRGB LEDはカスタマイズでき、サウンドは「ONEXPLAYER 2」と同じくHARMAN AudioEFXを採用している。また、CPUのTDPやファンの速度を変更したり、インストールしたゲームを一覧表示できるゲームライブラリ機能を有する独自のゲームランチャー「GAME CENTER」も利用できる。
さらに、別売りでAMD Radeon RX 7600MT(8GB GDDR6)を搭載したスマートフォンよりやや大きいくらいでUSB4接続のeGPU MINI BOX「ONEXGPU」も販売予定とのこと。「ONEXGPU」には、USB 3.2やHDMI 2.1ポートも搭載され、ハブとして機能するので、「ONEXFLY」のGPU性能をより高め、マウスやキーボードも接続してゲーミングデスクトップPCのような使い方ができるようになる。
「ONEXFLY」はブラックとホワイトの2色で、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」にて今夏先行予約が開始されるとのこと。
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