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7型120Hz対応&AMD「Ryzen 7 7840U」搭載ゲーム機型PCなどをOne-Netbook社が発表!TGSへの出展も

2023年06月30日 10時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

7型で120Hz対応のゲーム機型PCが登場

 次に7型でリフレッシュレート120Hzのディスプレーを採用した「ONEXFLY」を発表。CPUはAMD「Ryzen 7 7840U」(8コア/16スレッド、最大5.1GHz)、内蔵GPUはRDNA 3アーキテクチャーのAMD Radeon 780Mになっている。

「ONEXFLY」

カラーはブラックだけでなく、ホワイトも用意されている

 ゲーム機型のPCは、昨年の東京ゲームショウにてSteam Deckが出展され、先日ASUSが「ROG Ally」を発売したことで、ライトユーザーの注目度も高まっている。「ROG Ally」はAMD初のハンドヘルド向けCPU「Ryzen Z1 Extreme」を採用。「ONEXFLY」が採用したAMD「Ryzen 7 7840U」は、その「Ryzen Z1 Extreme」とコア/スレッド数や動作クロックは同じだが、cTDPの最小値が15Wと高い。

 8月に発売される予定の「AOKZOE A1 Pro」も同じCPUを備えるが、こちらはディスプレーのリフレッシュレートが60Hzなので、「ONEXFLY」はリフレッシュレートで勝っている。

AMD「Ryzen 7 7840U」はAMDのノートPC向けの最新CPU。公式サイトの情報では、cTDPこそ異なるが、処理速度の目安は8.6TFLOPSとRyzen Z1 Extremeと同じ

CPU内蔵GPUはRadeon 780Mで、GeForce GTX 1650 Tiに迫る性能

「ROG Ally」よりもやや高さが低く、約580gと軽量ながらバッテリー容量も勝っている

メモリーは後発のためLPDDR5-7500と、LPDDR5-6400の「ROG Ally」よりも高クロック

ファンはROG Allyがデュアルファンのところ、シングルではあるが、デスクトップクラスの大型のものを採用しているという

LRボタンの横にプログラミング可能なカスタムボタンも備える

塗装は自動車や家電、ゲーム機など、プラスティック塗料で幅広い実績のある武蔵塗料を採用している

 スティック周りのRGB LEDはカスタマイズでき、サウンドは「ONEXPLAYER 2」と同じくHARMAN AudioEFXを採用している。また、CPUのTDPやファンの速度を変更したり、インストールしたゲームを一覧表示できるゲームライブラリ機能を有する独自のゲームランチャー「GAME CENTER」も利用できる。

GAME CENTERにも対応

インターフェースはUSB Type-A、USB4×2(1つは底面)、microSDカードスロット、イヤホンジャックを備える

 さらに、別売りでAMD Radeon RX 7600MT(8GB GDDR6)を搭載したスマートフォンよりやや大きいくらいでUSB4接続のeGPU MINI BOX「ONEXGPU」も販売予定とのこと。「ONEXGPU」には、USB 3.2やHDMI 2.1ポートも搭載され、ハブとして機能するので、「ONEXFLY」のGPU性能をより高め、マウスやキーボードも接続してゲーミングデスクトップPCのような使い方ができるようになる。

「ONEXGPU」はスマホ並みに小型なeGPUボックスとのこと

 「ONEXFLY」はブラックとホワイトの2色で、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」にて今夏先行予約が開始されるとのこと。

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