見えない部分まで再現するコダワリ!
実機を見て驚いたのは、細かなディテールまで再現しているところ。細かなところまで、よくぞ……というのは、ネオクラシックレーサーの時にも感じたのですが、今回もまた「ココまでやるか?」と、よい意味で呆れた次第。というのも、裏返した時にS660 Modulo Xの特徴である「実効空力」パーツであるフィンの姿が見えたから。ラジコンでもきっと効くハズ!
さすがに「たわむホイール」ではないものの、色も酷似していますし、実はサスペンション機構を搭載しており、上下に動くから驚き。S660 Modulo X Version Zは減衰力調整がついていたので、ひょっとしたらダンパーが可変できるのかも? と期待したのですが、それは無理なご相談でした。でもオプションでバネを販売しているようで、セッティングを煮詰めることができるのです!
当然「ひょっとして……」とテールスポイラーを見ると、ちゃんとガーニーフラップがあるではないですか! S660にはオプションとして電動テールスポイラーが用意されているのですが、Modulo Xだけ、そのテールスポイラーにガーニーフラップが設けられているのです! さらに色もModulo Xはボディー同色であったのに対し、Version Zはブラック。実に細かいようですが、これがマニアには重要なのです。「よく気づきましたね」とニヤッと笑う広報担当者。当たり前じゃないですか!
もちろん限定カラーも同じく再現
光の反射まで一緒!
フォルムはもちろんですが、コダワリはこれだけではありません。色にも注目です! S660 Modulo X Version Zはソニックグレー・パール(Version Z特別色)とプレミアムスターホワイト・パールの2色展開だったのですが、この色味がみごと! 実車の上に置いてみると、光の反射も含めて色味が一致! 空の映り込みまで一致するのですから恐れ入ります。このコダワリは脱帽モノです。
プレミアムスターホワイト・パールも驚きの白さ! 写真でみると、ただの白に見えるのですが、光の加減でゴールドのパールがキラッとするのです。これが実車を知るというか、筆者はプレミアムスターホワイト・パールのS660オーナーなのですが、光の加減によって「ホントにこの色は綺麗だなぁ」と感心するわけで、それが小さなラジコンで再現されているのですから、頬が緩まないわけがありません!
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