タカラトミーアーツは6月6日、本田技研工業(Honda)の協力を得て開発した車のエンジン音が流れて赤ちゃんの笑顔を引き出すぬいぐるみ「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」を発表した。10月28日に発売する。
2018年にHondaは「車のエンジン音が赤ちゃんが母親のお腹の中で聞いていた胎内音に近い」ということについて検証を行なった。サウンドヒーリング協会の協力のもと、Hondaのおよそ30車種のエンジン音を調査し、最も胎内音に近い周波数特性を持つのがスポーツカー「Honda NSX」(2代目)のエンジン音だということが判明したという。
SNSなどの反響を受け、赤ちゃんがおでかけする際に役に立つような玩具を作れないかという想いから、タカラトミーグループとタッグを組み、タカラトミーアーツはHondaから提供された音源を再生するサウンドユニットを開発。玩具の安全基準に合わせつつ元の音源を再現できるものを完成させたという。
本体フロント部分に内蔵されているサウンドユニットのスイッチを押すとエンジン音がおよそ45秒間流れる(再生途中で止めることも可能)。 ぬいぐるみはHondaの往年の名車「S600クーペ」をモチーフにしたオリジナルデザインで、Hondaの全面監修のもと制作。赤ちゃんの安全面を重視し、凹凸がなく滑らかな触り心地と転がりにくい安定した形状にこだわったほか、サウンドユニットには布製のカバーが付属しており、ぬいぐるみの中からこれを取り外すとぬいぐるみ本体を手洗いすることが可能。
単4形アルカリ乾電池×3で動作。価格は8250円。
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