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コンビニのざるそば、地域によってつゆの味が違うって知ってた?

2023年05月23日 07時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。気温が高くなってくるとつるんと食べられる冷たい麺物に自然と目が向きます。

 ところで、コンビニのざるそばなどの“おつゆ”って、地域によって味が違うって知っていましたか?

地域ごとでおつゆが違う

ファミリーマート「石臼挽きそば粉使用 ざるそば」(410円)

 ファミリーマートだとざるそばのおつゆは、九州地域のみ、さば節・宗田かつお節・かつお節・かつお本枯節・焼あごを使用したもの。九州以外は、かつお荒節・かつお本枯節を出汁に使用しています。

▼ざるそばのおつゆ(ファミリーマート)

(1)北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・沖縄:かつお荒節・かつお本枯節
(2)九州:さば節・宗田かつお節・かつお節・かつお本枯節・焼あご

 

ファミリーマート「小麦の風味豊かな 冷したぬきうどん(小麦の風味豊かな 冷しぶっかけうどん)」430円 ※5月30日発売

 うどんでは、4地域に分かれています。

 関西では、かつお節・うるめ・真昆布、中国・四国では、かつお節・煮干・うるめ・さば節・真昆布、九州地域では、かつお節・煮干・さば節・うるめ・焼あご・真昆布。  それ以外の地域ではかつお節・煮干・うるめ・さば節・真昆布を使用したおつゆです。

▼冷やしたぬき(ぶっかけ)うどんのおつゆ(ファミリーマート)

(1) 北海道・東北・関東・中部・沖縄:かつお節・煮干・うるめ・さば節・真昆布
(2) 関西:かつお節・うるめ・真昆布
(3) 中国・四国:かつお節・煮干・うるめ・さば節・真昆布
(4) 九州:かつお節・煮干・さば節・うるめ・焼あご・真昆布


ファミリーマートのリリースを参考)

 今回はファミリーマートのリリースを参考にしましたが、ファミマのみならずコンビニ各社では地域によっておつゆの味を変えているといった話を聞いたことあります。

 ここまで地域ごとの味覚に合わせる努力をしているって驚きではないですか!

 冷し麺のシーズンはこれから。もし旅行に行かれた時は、別の地域のコンビニであえて馴染みの冷し麺を食べて味の違いを感じてみてはどうでしょう。

ファミリーマートで「冷し麺」のシーズン

 なお、ファミリーマートでは「冷し麺」を全面リニューアルして5月16日より順次発売中です。新しくなった冷し中華や、ファミマの冷凍麺で人気の「麺屋こころ」監修の「冷し台湾風まぜそば」をチルド麺として展開します。

「麺屋こころ監修 冷し台湾風まぜそば」(598円)

 もちろん、定番のそば・うどんなども刷新。23日からは「石臼挽きそば粉使用 ざるそば」が、30日からは「小麦の風味豊かな 冷したぬきうどん」(一部地域では名称が「小麦の風味豊かな 冷しぶっかけうどん」)を発売。

 ざるそばでは、そばを石臼挽き製粉の「適度に粗く挽かれたそば粉が多くブレンドされたそば粉」に変更し、よりそばの香りを感じれる仕上がりに。うどんでは北海道産の小麦粉を使い、さらにその一部を小麦の良質な部分で配合したことで、麺の硬さや弾力を出したということです。


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