今後の京セラは「法人向けスマホ」に注力
30年以上に渡って携帯電話事業を続けてきた京セラが撤退するのは寂しい限りだが、ただ撤退は「個人向け」に限っているようだ。
実は京セラの耐久性のあるスマートフォンは、日本国内だけでなくアメリカなどでも警察などの法人需要がとても根強いのだ。
実際、街中にいるおまわりさんをよく見てみると、京セラのTORQUEを使っていたりする。アメリカではB2Bに強いキャリアであるベライゾンとAT&Tのみに販路を絞り、「メイドインジャパン」としての信頼を武器に、警察官や消防士、救急隊員のスマートフォンとして愛されている。
キャリアから京セラのスマートフォンを購入することはできなくなるが、法人向けの頑丈スマートフォンとして、京セラは地道に生き残っていくことになりそうだ。
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