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サイクリングロードを合法的に走るために私はフロイト的トラウマと少しだけ戦った

2023年05月14日 11時00分更新

グリップが長すぎバーエンドバーが付かなかったの巻

 去勢されたハンドルバーに操作系とハンドルグリップを戻してみました。これはこれで見た目シンプル、かつ乗りやすくていいのですが、やはり長時間乗っていると手が痛くなってくる。そこで、あらかじめ買っておいたバーエンドバーを取り付けようとしたところ、あら大変。グリップを付けるとバーエンドバーを取り付ける余地がないのでした。

 バーエンドバーを付けるにはグリップはあと3cmくらい短くないと無理。ハンドルはクランプ部に向けてテーパー状に太くなるので、レバー類もこれ以上内側に押し込めません。

 さあどうしますか。グリップも切るんですか。それはもうイヤだ。というので素直に「ハンドルグリップ 短いやつ」で検索した結果、最初にヒットした製品をポチったのであります。

 ノグチのショートグリップ「NGS-005」。Amazon価格1340円也。一般的なグリップが130mmなのに対し95mmという長さ。エンドバーと組み合わせる前提の製品なのでしょう、サイズもぴったりハマってびっくり仰天。Google先生ありがとう。

ハンドルが変わると乗り物としての印象も変わる

 これで大手を振ってサイクリングロードを走れるMTBの完成です。

 シマノPROの「アナトミックエルゴバーエンド」(ヨドバシドットコム価格2780円)との相性も最高。ゴムの材質感、形状のバランスともに違和感なし。ちなみにこのバーエンドバーを握った状態で、ブレーキレバーやシフターに人差し指が届きます。おかげで巡航中の微妙な減速やシフトアップも可能で、そのたびに握り変える必要もありません。

 バーエンドバーとしての快適性も文句なし。特に手前の平たい部分に掌を乗せられるので楽ちんなところが気に入っています。

 そしてハンドルが短く低くなったことでやや前傾姿勢になり、ペダルを踏み込みやすくなって加速が楽になったのは意外な効果でした。自転車と人体が接するポイントはサドル、ペダル、ハンドルの3点ですから、そのうち1つでも変わると乗り物としての印象もガラッと変わるわけです。なかなか安上がりで効果的なプチカスタムでありました。

 あとは熊さんが怖いだけ。食われてなかったらまた今度!

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