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駅や列車・バス、関連施設などの利用でも取得が可能 「JR九州NFT」7月開始予定

2023年05月09日 19時00分更新

 ピー・アール・オーと九州旅客鉄道(JR九州)は5月9日、NFTを活用した鉄道業界初のプロジェクトを発表した。

 JR九州がNFTを活用して顧客に新しい価値や九州の楽しみ方を提案するプロジェクトで、ピー・アール・オーは技術面からプロジェクトに参画する。本プロジェクトではNFTを売買のためのコンテンツとしてのみ使用するのではなく、「訪れる・乗る・利用する」ことに対してもNFTを配布し、「記念」や「証明」として楽しめるものとして検討を進めるという。

 独自のNFT販売サイト「JR九州NFT」を新設(7月開始予定)。暗号資産ではなく日本円による決済でNFTコンテンツが購入可能とするほか、駅や列車・バス、関連施設などの利用でNFTコンテンツの取得が可能。保有するNFTコンテンツおよび数量などにより限定NFTやサービス等の特典が受けられる。

 保有するコレクションは販売サイトと連携した「ウォレット」でスムーズに確認でき、ウォレットへは通常のログインに加えウォレットカードをスマホにかざす方法でもアクセス可能。

 また、NFTコンテンツ第1弾として、5月10日~12日開催の「ブロックチェーンEXPO春」会場内、東京ビッグサイト南展示棟の「CryptoLab/PROブース」にて試験配布を行なう予定(ブース番号:21-21) 。

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