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HubSpot、ハイブリッドワーク環境の意識調査結果を公表 人との「つながり」の希薄化が浮き彫りに

2023年05月09日 18時40分更新

 CRMプラットフォームを提供するHubSpotは5月9日、2022年12月に日本を含めた世界10ヵ国でフルタイムのビジネスパーソン(およそ5000人)を対象に実施した最新の「ハイブリッドワーク実態調査2023」の調査結果を公表した。

 調査から、ハイブリッドワークによる「つながり」の希薄化が課題であることがわかった。全回答者のおよそ70%が「自社の文化」や「社会的役割」にはつながり(愛着や帰属意識)を感じている一方で、同僚とのつながり(人と人としての信頼関係)を感じている回答者は34%にとどまった。

 また、企業と従業員、もしくは従業員同士のつながりが欠如すると、メンタルヘルスの不調や離職につながりやすいことが明らかになった。企業文化との強いつながりを感じている従業員ほど、メンタルヘルスの不調に陥る割合や離職率が低い傾向がある。

 日本の特徴としては、「つながり」や企業文化の必要性・課題感を感じている割合が比較的低い傾向となった。

 ハイブリッド勤務の従業員に「出社する理由」を尋ねたところ、「同僚との関係性を築くため」と回答した割合が「効率的なコミュニケーション」を上回る国が多いのに対し、日本では「効率的なコミュニケーション」が上回り、「同僚との関係性を築くため」と回答した人は20%にとどまった。

 また、職場での良好な人間関係と昇給のどちらを選ぶか、という問いに「昇給」と回答した割合が最も多かったのは日本で、60%が「昇給」を選んだ。

 調査結果の詳細についてはこちら

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