発売予定の新CPUクーラーを見学
今回工場にお邪魔した中で、今後発売予定の製品も見せていただけた。以前、STORMが独自開発した自社製のCPUクーラーを取材したが、なんと今回はその新バージョンを見ることができた。
新バージョンのCPUクーラーでは、画面の液晶ディスプレーが改良され、より鮮明に映像を表示できるようになった。従来のように、CPUの温度やポンプの回転数などの情報を表示することができるのはもちろん、ソフトウェアで画面をカスタマイズすることも可能になっているようだ。
現在、ソフトウェアは開発段階のようだが、自分の好きな画像を取り込んで表示することも可能とのこと。CPUクーラーの内蔵ディスプレーとは思えないほど鮮やかに映像を表示できるので、自分らしくPCを彩れる。
さらに同社で取り扱う新たなPCケースも見せてもらうことができた。同社ではPCケースにも独自性を追い求めており、MSIの「MPG GUNGNIR 110R」や、Phanteksのオリジナルデザインのケースなど、他社との差分化を意識したラインアップを取り揃えている。
同社では現在、ホワイトカラーのPCの人気が高まっていることを受けて、ケースのデザインもホワイトを基調にしたものを主力として据えていくという。今回紹介してもらった新しいケースは、フロントとサイドの2面がガラスパネルとなっており、内部が良く見える構造。
また、ファンをサイドに設置することで生まれたケース前方のスペースを活かすために、同ケースを採用したPCでは、回転台がオプションとして付属するという。回転台の上にフィギュアなど小物を置いておけば、PCをショーケースのように使えるというわけだ。この構成のPCは、6月末以降に発売予定だという。
さらにもう1つ、ホワイトカラーの新しいPCケースとして、マザーボードのI/Oパネルが天面にくるタイプの縦型ケースも今後採用予定だという。よりオリジナリティーを増す同社のラインアップに大いに期待したい。
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