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マイクロソフト、Android向け「Microsoft SwiftKey Beta」にBing AI機能を追加

2023年04月07日 17時30分更新

 マイクロソフトのAndroid向けキーボードアプリ「Microsoft SwiftKey Beta」に4月6日、BingのAI機能が追加されたことがわかった。同社のペドラム・レザエイCTOがTwitter上で明らかにした。Microsoftアカウントを所有し、BingのAI機能の先行体験対象となったユーザーが利用可能だ。

キーボードからBingの検索やAIを呼び出せる

 追加された機能は、次の3つ。

  • Bing検索をキーボード上で利用できる機能
  • BingのAIとキーボード上で会話できる機能
  • BingのAIを使い、キーボード上で文章のトーンを変えられる機能

検索機能の利用イメージ

会話型AIを呼び出すことも可能

 これまでBingのAI機能を利用するには、「Microsoft Edge」ブラウザーやBingのスマートフォン向けアプリが必要だったが、今回の機能追加により、「Microsoft SwiftKey Beta」を起動できる環境ならアプリを問わず使えるようになった。

 注意点は2つ。

 1つ目は、4月7日16時現在、文章のトーンを変える機能は日本語非対応となっていること。

英語では数パターンのトーン変換に対応

日本語ではトーン変換は利用できない

 2つ目は、Microsoft SwiftKey Betaはその名の通りベータ版アプリであり、正式版の「Microsoft SwiftKey」より不具合が出る可能性が高いことだ。

 利用時は以上の点も考慮し、問題が出た場合は別のキーボードへ切り替える前提で試すことをお勧めしたい。

 なお、SwiftKeyはベータ版と正式版でアプリがわかれているため、既に正式版を使っているユーザーは、ベータ版を追加でインストールして併用することも可能だ。

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