インテルは同社が実施しているクリエイタープロジェクト「インテル Blue Carpet Project」の1周年を記念し、3月20日~3月24日に本プロジェクトに参加するクリエイターによる作品を集めた作品展示会イベント「Blue Carpet Fes 2023 Spring ~Creator Works Exhibition~」を開催した。
インテル Blue Carpet Projectでは、同社が創作活動と最新テクノロジーの橋渡しを担い、トップクリエイターたちへの機材の提供や、クリエイター向けのセミナー/ワークショップなどを行っている。また、参加するクリエイター同士のコミュニティー形成も目的としている。
現在、インテル Blue Carpet Projectには28人のクリエイターが参加。さらに、協力しているPCメーカーやソフトウェアメーカー、賛同企業や教育機関などは62社を数える。クリエイターの職種もさまざまで、映像クリエイターやイラストレーター、CGデザイナーに写真家、ダンサー、さらには仏師という異色の経歴を持つ方も在籍している。
今回の展示会では、そうした方々の作品の一部と、その制作環境となるPCなどを合わせて展示する形を取っていた。クリエイターの方々の制作環境は、活動によって求められるものが大きく異なり、「機動性とストレージの高速性を重視してノートPCを」「より高いスペックを求めてメーカーの人がカスタムした自作PCを」など、それぞれかなり個性が出ている。
そうしたクリエイター一人一人の声を聞いたうえで、それぞれに合うPC環境、時にはそれに付随する周辺デバイスまで貸し出しを行うとともに、環境が古くならないように随時アップデートも行っていくという。
クリエイター界隈では、Mac人気が高いというイメージがある。特に写真や音楽などの分野では、普及しているソフトウェアの影響もあってMacユーザーの割合が高いとされている。インテルでは今回の取り組みを通して、クリエイターに対して見た目でもスペックでもユーザーの個性に合わせられるWindows PCの良さをアピールしていく狙いがあるという。
今回お話を聞いたところによると、インテル Blue Carpet Projectの参加クリエイターは、クリエイター同士の紹介によって新たな参加者が増えているなど、クリエイターコミュニティーの形成も進んでいるという。2022年3月に始動した本プロジェクトだが、2023年にもさらなる拡大が見込めそうだ。
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