第822回
「ディップポテト」になります
お帰り! ファーストキッチンで休止中の「ディップソースバー」が形を変えて復活 「スイートチリ」など4つの味をディップップ♪
ポテト好きのみなさんに朗報です。バーガーチェーンの「ファーストキッチン」と「ウェンディーズ・ファーストキッチン」全店では「ディップポテト」なる新メニューを3月23日からレギュラーメニューに追加。
「BBQ(バーベキュー)」「ハニーマスタード」「ガーリックマヨ」「スイートチリ」の4つのソースの中から好きなものをポテトにつけられるというもの。
つまり、ファーストキッチンの「ディップソースバー」の替わりになるメニューです!
ファーストキッチンといえば……
全国に100店舗ちょっとある「ファーストキッチン」は日本生まれのバーガーブランドで、独自のメニュー展開が魅力。わたしが学生の頃には、当時としては革新的だった「フレーバーポテト」や「ディップソースバー」でポテトをめっちゃ濃い味付けにしてむさぼるように食べていました。。
アスキーグルメNEWSでおなじみのりえぞーたんは、ディップソース全種を卓上にずらりと並べて、ディップパーティーをしていたとか。
シャカシャカ振って楽しく味わうフレバーポテト🍟
— Wendy’s First Kitchen (@FK_PR) January 3, 2020
お気に入りのフレーバーポテトをディップソースで更に満喫😍
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お家でもぜひ🎶#ファーストキッチン #ウェンディーズ #ポテトpic.twitter.com/1C1Jz05cZG
↑投稿は2020年のものです
マクドナルドなどと比べて店舗数が少ないので、あまり見かけたことがない人もいるかもしれません。都内だと池袋や新宿など繁華街に多い印象です。
なお「ウェンディーズ・ファーストキッチン」はアメリカ生まれのバーガーブランド「Wendy‘s」とのコラボレーション店舗。ファーストキッチン社はもともとサントリーグループだったんですけど、ウェンディーズ・ジャパンに買収されたんですよね(2016年)。
今はファーストキッチン、ウェンディーズ・ファーストキッチンの2つ業態があるからちょっと不思議。
3年前になくなっていた「ディップソースバー」
前置きが長くなりましたが、そんなファーストキッチンでは、前述にもあるように、ディップソースを自由に使える「ディップソースバー」が魅力のひとつでした。が……。が……、です。
お客さんがボトルを共用するディップソースバーは、感染症予防の観点で3年前から休止されていたのです。
時代とはいえ、これには嘆くファンが多数いたとか。「ディップソースバーないとさみしい」「ソースが有料でもいいから復活させてほしい」など多くの要望がよせられたそうです。
そして、この度およそ3年の時を経てディップソースバーが「ディップポテト」として復活。時代を鑑みて、どうしても前と同じ形での復活はできないけど、違った形でディップソースを楽しめるメニューを開発しようと至ったそうです。パチパチパチ!
新しく登場する「ディップポテト」って
ディップポテトの詳細をみていきましょう。
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■内容:ディップポテト=フレンチフライポテト+ディップソース1つ
※箱ポテ!にはソース2つ付けられる)
■商品名(価格):
ディップポテトS(310円)
ディップポテトM(390円)
ディップポテトL(440円)
箱ポテ!(710円)
※単品ソースは50円
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以下、ソース各種の詳細。
・BBQ(バーベキュー)
トマトや玉ねぎなどの旨みが凝縮され、スモーキーな香りも楽しめる濃厚なソース。甘酸っぱさの中にスパイシーな風味を効かせた。
・ハニーマスタード
粒マスタードとフレンチマスタードを絶妙にブレンドした爽やかな辛みのソースに、はちみつのまろやかな甘さと香りを効かせた。
・ガーリックマヨ
揚げたにんにくを使い、香ばしさと深いコクを加えたマヨネ―ズソースです。フライドポテトに合うように、飽きのこないシャープな後味にした仕上げた。
・スイートチリ
ピリッとした辛みと甘み、そして酸味をバランスよく仕上げました。にんにくの風味も楽しめる、クセになるエスニックテイスト。
いち早く食べてきました
発売に先駆けて開催された試食会でいち早くディップポテトを味わうことができました。
なお、ディップソース4種は、基本的には新しく味を開発し直したということです。以前に見たフレーバーでもあってもちょっと変わっています。BBQはチキンナゲットのソースにも使われていますね。
ソースは袋に入っている状態で提供されます。ディップしやすいようカップもつけてくれます。
BBQは、定番中の定番でもありますが、スモーキーさが特徴。ちょっと高めのレストランにいって、出てくるソースのよう。食べていると大人な自分に酔えそう。ちなみに、マクドナルドとは全然違う方向性ですね。おもしろい!
ハニーマスタード。以前もディップソースバーにあったような? 大粒のマスタードの実が特徴。酸味もありつつ、はちみつの甘さがきいててかなりマイルドです。辛いのが苦手という人でもいけそう。
真骨頂はガーリックマヨ。食べる前から口元に近づけただけで、プワンとしたガーリックの香り。あとを引くマヨのコクで止まらなくなります。ジャンク味あっておいし~い!! わたしはコレが一押しです。
注目のエスニック枠「スイートチリ」は、にんにくの風味もきいてて辛みと甘みが絶妙なバランス。見た目は辛そうですが、辛さはそこそこ。スイートの部分がきいていますね。奥行きもある味わいで、けっこう本格的ではないかな。
ソースをひとつの味で食べるのもいいけど、複数あるとやっぱり混ぜちゃう!!
ガツンとしたパンチがあるガーリックマヨとBBQ、ガーリックマヨとハニーマスタードなんかも楽しい。これはぜひ、箱ポテを買うか、単品のソースを追加購入するかなどで合わせ技を楽しんでほしいです。
今後も、ディップソースの味は順次出していくとのこと。いったいどんなソースが出てくるんだろう。以前あった“アボカド”もいいし、全然違うソースが出てきてもおもしろいですよね。七味唐辛子好きな私としては、七味マヨの登場に期待です。ファーストキッチンの関係者のみなさん、よろしくお願いいたします!
サクサク感が長持ちする新ポテトに
なお、ウェンディーズ・ ファーストキッチンでは同日よりポテトを一新。時間が経ってもサクサク食感が長続きする新ポテトに変更となります。
新ポテトはアメリカのWendy’sでは2021年から販売が開始され好評という商品で、独自のコーティング製法、カッティング技術で揚げたての熱をとじこめる、とうたったもの。
ウェンディーズ・ ファーストキッチンで先行販売。ファーストキッチンでは夏に変更となる予定です。
試食会ではディップポテトを新ポテトでいただきました。確かに、揚げてから30分くらい経った頃でも、サクサクした軽い食感が残っていました。
従来の商品と比較こそしていませんが、「あれ、ポテトって時間たってもこんなにサクサクしてたっけ」と体感的な驚きがありました。
食感が長持ちする新ポテトは持ち帰りやデリバリーにも打ってつけです。
……は、気が付いてしまった。お酒のつまみにポテトがほしくなったら、ウェンディーズ・ ファーストキッチンのポテトなら、持ち帰ってもサクサク感が続いてよさそう。もちろんディップポテトにしないと! ディップソースだけでもお酒が進むはず(断言)!!
※価格は税込み表記です。
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— アスキーグルメ (@ascii_gourmet) November 17, 2020
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