FPSや格闘ゲーム、パズルゲームなどの対戦ゲームが「eスポーツ」と呼ばれ、競技として普及し始めたのはここ十年ほどのことです。それに伴い、ゲームを生業とする“プロゲーマー”も増えてきました。男子小学生に聞いた将来の夢の調査で、プロゲーマーがトップ10にランクインしたなんてニュースも記憶に新しいところです。
そうした世情を受けて、将来プロのeスポーツプレイヤーを目指している子どもたちのためのeスポーツ専門学校なども登場しています。しかし実際のところ、eスポーツの授業とはどんなことをしているのでしょうか。個人的にFPSゲームを遊ぶ筆者としても気になるところです。
とはいえ、教育の場にズケズケと乗り込んで取材するのは授業の邪魔になりそうで気が引けます。そんな中、プロeスポーツチームながらeスポーツゲーム教室も運営している「TEQWING e-Sports」が、JAPANNEXTとスポンサー契約したという話が飛び込んできました。
eスポーツゲーム教室内でJAPANNEXT製ディスプレーを使用しているとのことで、その流れで取材をすることに。取材の段取りを決める会議にて、出席していた編集部員のジサトライッペイが唐突に提案しました。
いやいや、今回取材するのは小学生クラス。そこに40代のおじさんが参加するのは違和感バリバリです。そもそも普段あまりゲームをプレイしていないジサトライッペイに、eスポーツ教室の授業などついていけるのでしょうか。
筆者の不安をよそにあれよあれよという間に話が決まり、寛大にも授業への参加もOKをいただきました。そんなわけで、今回はeスポーツ教室に潜入したジサトライッペイの様子をお伝えしつつ、TEQWING e-Sportsというチーム、そして授業の様子に迫っていきたいと思います。
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