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軽量薄型15.6インチでモバイルノートPCの2ndディスプレーにオススメ

家でも外出先でも2画面なら広い作業領域で効率アップ!MSIモバイルディスプレー「PRO MP161」レビュー

2023年03月10日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 映像入力は、USB Type-C端子かmini HDMI端子で、どちらもケーブルが同梱。USB Type-C端子に接続すれば、バスパワーで駆動するので、別途ACアダプターは不要だ。また、USB Type-C端子は2つ備わっており、一方にUSBタイプのACアダプターを接続することで、モバイルノートPCに給電しながら利用できるようになる。

インターフェースは右サイドにあり、USB Type-C×2、mini HDMI×1を備える。右側は、OSD操作用のボタン

USB Type-C端子の一方に電源を接続すると、モバイルノートPC側に給電できる

本製品経由の給電は、低速充電になるため、使用時はバッテリーが減らない程度となる

 サイドにあるボタンを押せば、OSDメニューが表示され、プレセットされた色合いや明るさのモード設定やアイセイバー(ブルーライト低減)機能や、アンチフリッカーといった目の披露を軽減する機能も用意されている。

右サイドにあるボタンを押すと、OSDメニューが表示される

アイセイバー機能も備え、長時間作業する際は設定すると疲れ目を低減する

2画面の広い領域で作業できる喜び

2画面あると一方で調べ物、一方で情報入力という作業が非常にはかどる

 実際に使ってみたが、15.6インチあると、フルHD解像度なら100%スケールで表示しても文字が読めるため、広い領域で作業できる。エクセルなどは、多くのセルを一度に確認できるようになり、作業しやすくなるはずだ。

縦型にしてWebサイトを表示。ケーブル接続が上部になるが、問題なく活用できる

 最大表示色が約26万2144色ではあるが、アドビの「Lightroom Classic」でプレビュー画面として使ってみた。ゴミ取りやマスク作業などで活用するぶんには、正確な色味を確認したければ、モバイルノートPCの画面で確認すればいいので支障はない。何より2画面の広い領域で作業できることのほうがメリットは大きい。仕事でのちょっとした写真の編集やプライベートの写真現像などでも、2画面の威力を発揮できる。

「Lightroom Classic」で、2ndディスプレーをプレビュー表示に設定。常に拡大表示にしておくと、レタッチ作業が楽

 持ち運びも、電源が不要なためかさばることもなく、重量も軽いのでモバイルノートPCと一緒に抱えても、それほど負荷にはならない。インナーケースもついているので傷つくこともなくカバンの中に突っ込める手軽さもいい。また、縦型ディスプレーとして、自宅で活用するのもありだ。

モバイルノートPCで効率よく作業するアイテムとして

 PRO MP161の実売価格は2万2800円前後。ビジネスで、作業効率をアップさせるため、お客さまとの商談でパワポ資料や動画を見せるためなど、モバイルディスプレーを2ndディスプレーとして1台持っておくと、いざというときに役立つこと間違いない。

 秀逸なスタンド機能により、あらゆる角度で置けるのもオススメのポイント。USB Type-C接続なら電源不要で利用できるので、出張時に荷物がかさばらないのもいい。モバイルノートPCを持っていて、ディスプレーの狭さに不満を感じているなら、本製品の購入を検討してほしい。

PRO MP161主要スペック
画面サイズ 15.6インチ
解像度 フルHD(1920×1080ドット)
リフレッシュレート 60Hz
応答速度 4ms(GTG)
パネル駆動方式 IPS
表面 ノングレア
最大表示色 約26万2144色
視野角 170°(H)/170°(V)
輝度 250nit
コントラスト比 600:1
インターフェース mini HDMI 2.0b×1、USB Type-C(DP Alt mode)×2
サイズ 362.26(W)×17.8(D)×232.92(H)mm
重さ 約750g
実売価格 2万2800円前後
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