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「arrows N F-51C」は便利な独自機能とエシカルな作りが魅力のスマホ

2023年02月28日 12時00分更新

夜景撮影機能がGood
自撮りで便利なユニークな機能も

 背面には約5030万画素の広角カメラ(F値1.88)と、約810万画素の超広角カメラ(F値2.2)を搭載。AIがシーンを自動で認識し、設定を最適化してくれます。仕上がりとしては、目で見た景色をそのまま捉えている印象。また、新たにDual PD AF(すべての画素が左右の位相差を検知しフォーカスを合わせる)に対応した点も特徴。ピント合わせの素早さと正確さは実感することができました。

通常(広角)で撮影

超広角で撮影

最大ズーム(8倍)

食事と認識

多少被写体が動いていても素早くピントが合った

 夜景撮影では、「夜景」「花火」「イルミ」の3つのシーンを認識できる模様。ただし、判定がなかなか厳しく、光量の多い場所では夜景と認識されない場合が多くありました。

暗い場所ではこのように3つのシーンが表示される

 自動認識ではなく夜景撮影を適用できる「Super Night Shot」もあります。このモードでは、全体的にかなり明るくなりますが、細部を白飛びさせず鮮明に捉えているのは好印象。手持ちモードと三脚モードを切り替えられるのもポイントです。

左が通常で撮影(光量が多く、夜景認識が発動せず)。右はSuper Night Shotで撮影

 本機には「Photoshop Express」アプリが標準搭載されています。同アプリと連携したモードもあり、撮影後すぐにPhotoshop Expressアプリが起動→自動補正を行なうという操作ができます。Photoshop Expressアプリで写真を編集できるので、Googleフォトの編集機能と比較して、お気に入りのフィルターを見つけるのも楽しいかもしれません。

各モードは一覧から切り替え可能(左)。Photoshop Expressアプリで個別に編集もできる(右)

 インカメラは約1240万画素(F値2.24)。インカメラ付近にエフェクトが表示され、自然と目線がカメラ付近に向くような機能がユニークです。ポートレート撮影も可能で背景のぼけ具合を調節できますが、上部にエフェクト、下部にスライダーが表示されると、画面が見づらくなってしまいます。上部のエフェクトは、シャッターボタンを押したあとに表示されれば使いづらさもないように思います。

画面表示が狭まってしまう。上部のエフェクトは設定でオフにできる

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