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2月28日リニューアル発売

新プレモルは味が変わった! ポイントは“磨き” 「香るエール」は名前も刷新

2023年02月24日 19時15分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

20周年のプレモル、変わります

 ごきげんよう、ナベコです。みなさん、ビールはお好きでしょうか。晩酌を楽しみに生きているわたしは、ビールがない人生が想像できません。

 サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」はちょっとリッチで“ご褒美ビール”と言えるのではないでしょうか。そんなプレモル(ザ・プレミアム・モルツ)は2003年に初登場して20周年を迎える今年、おいしさをアップデートします。

新しくなったプレモル。ちょっと雰囲気が違いませんか?

 サントリーは2月28日より「ザ・プレミアム・モルツ」と「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」をリニューアル販売。中味とパッケージの両方を時代にあわせて刷新するとのことです。

「磨きダイヤモンド麦芽」を新たに使用

   新しいザ・プレミアム・モルツはどう変わるのでしょうか?

新しいプレモルは波のような斜めに躍動感のあるラインが特徴

 まずはザ・プレミアム・モルツそもそもの特徴をおさらいしておきましょう。

画像はサントリー公式HPから

 ザ・プレミアム・モルツは、“華やかな香り”“深いコク”を特徴とするサントリーの代表的なピルスナービール。国内の一般的なビールと比べてみても香り立ちが華やかで特徴があるのは、ビールをよく飲まれる方はご存じだと思います。

 原料にうまみ成分が豊富な「ダイヤモンド麦芽」を一部使用する、釜での煮出しを丹念に二度行う「ダブルデコクション製法」を採用するなど、サントリーの独自の原料、製法によりビールの旨みを引き出しています。

右が新採用の「磨きダイヤモンド麦芽」

 新しいプレモルは、麦芽を強化。ダイヤモンド麦芽の穀皮を除去した「磨きダイヤモンド麦芽」を新しく一部に使用することで、従来からの特徴である“華やかな香り”“深いコク”をより上質に、一層鮮やかに仕上げたということです。

穀皮を除去したため白い

 原料の麦芽の皮を除去するとは、例えば、日本酒の原料のお米を削るといったイメージに近いかもしれないですね。

デザインは、流れるような斜めの線が特徴

新旧を飲み比べてみると
たしかにちょっと違う!

 はたして味に大きな変化はあるのでしょうか?

左が新プレモル
ちなみに新旧変わらずアルコール5.5%

 いち早く新旧を飲み比べてみました!

 まず断っておくのは、そもそものプレモルが、みなさんご存じの通り素晴らしくおいしく、新プレモルもそこから大きく方向転換しているわけではありません。となると、ぼんやり飲んでしまうと、ぶっちゃけ新旧どちらもおいしい。ので、そこまで味が変わったとは気が付かないと思います。比べようと意識して飲むと、なるほど、やりたいことはこうか~、と違いに気がつくはず。

見た目に差はあまりないものの‥‥…

 さて、新しいプレモル。甘い香りが従来より強い気がします。また、きめ細かい飲み口はそのままに、奥のほうに感じるビターなコクがやや増して、飲みごたえが増えたような。その上、スッキリした後味の抜けは新プレモルのほうが良くなったような感じがしました。

 “華やかな香り”“深いコク”がアップ”……。なるほど!

 ちなみに、なんとなくコクが増してカロリーが高くなったのではと勘繰りましたが、カロリーは変わらずでした。

カロリーは同じです


 より上質なビールになって、今まで以上にゆっくり味わって飲むシーンに向いた味になったのではないかなあと。勢いで流し込むのではなくて、おいしいご飯と一緒にくつろぎの時間ごと大切にいただくのが合っていると思います。

香るエールも変わる

 また、「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」も変わります。なんとリニューアルした商品は「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉香るエール」に名前が変更。中味とパッケージだけではなく、商品名まで刷新されます。

パッケージはスカイブルーと白の組合せで、青空に浮かぶ白い雲をイメージ

 ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エールは、独自の上面発酵酵母、醸造技術を駆使することで生み出した“フルーティな味わいと爽やかな香り”を特徴とするエールビール。

左が、新製品。「JAPANESE ALE」の文言をロゴに採用されています
こちらは、新旧変わらずアルコール6%

 こちらもプレモル(ピルスナー)と同様に磨きダイヤモンド麦芽を新しく一部採用。豊かなコクはそのままに、“みずみずしい香り”をより一層鮮やかに仕上げたとのことです。

 新製品ではより日本ならでのエールという価値を推しだすべく、新しくジャパニーズエールと商品名に加えています

新しいプレモルはいずれも紺色のカラータブを採用

 新旧を飲み比べてみると、香るエールに関して言うと爽やかさがよりアップ。従来より甘みの特徴がやや控えめになって、みずみずしく爽快になった気がします。

・かたむけたくなる新デザイン

 2月20日に開催された新CM発表会では、ザ・プレミアム・モルツの新“メッセンジャー”に就任した大泉洋さんが登壇。新しいザ・プレミアム・モルツは香りとコクが一層によくなっただけではなく、新デザインの缶は手に持つとつい傾けたくなる、などと魅力を語りました。

新デザインの缶は手に持つとつい傾けたくなるとアピール

ゲストとして料理愛好家の平野レミさんも登壇。プレモルに合う料理として、北京ダックならぬ“ペテンダック”を協力して作ってからのカンパイ

 新しいプレモルは斜めに入る流線のラインが特徴です。店頭に並ぶのは2月28日の発売日以降。

 新旧の違いが気になる人は、今のうちに従来のプレモルをゲットしておき、新プレモルが発売されたら一緒に飲んで比べてみてはどうでしょう!

サントリー ビールカンパニー マーケティング本部 田中 嗣浩氏と大泉洋さん


ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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