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不要「119番通報」多発! iPhoneやApple Watchの設定を見直そう

2023年01月25日 09時00分更新

緊急通報サービスが不要であれば「キャンセル」や「大丈夫です」をタップ

 アップルの最新OS「iOS 16」「watchOS 9」やiPhoneやApple Watchの対応する機種では、勢いよく転倒したことを検知する「転倒検出」や車が激しく衝突したことを検知する「衝突事故検出機能」を利用することができます。この機能は、iPhoneやApple Watchのセンサーやマイクなどで転倒や衝突を検知し、自動的に「緊急通報サービス」に電話をかけます。

 しかし、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツの季節の訪れとともに、利用者の意図しないタイミングで「緊急通報サービスに電話」機能が働くことが、問題になっています。それは、スキーやスノーボードなどで転倒したとき。緊急通報サービスでは一定時間、操作をしない場合、国内では「119番」に自動発信します。さらに、消防機関に対して「音声メッセージによる自動通話」をし、iPhoneの位置情報が当該機関に共有されます。

緊急時以外で119番に発信したら電話を切らずに「間違えた」

 もし、事故ではなくスキーやスノーボード中に緊急通報サービス機能が起動した場合、「119番」に自動発信する前に、慌てずに緊急通報サービス機能を「キャンセル」しましょう。iPhoneやApple Watchの画面で、「キャンセル」や「大丈夫です」をタップします。

 万が一、緊急通報サービスに知らせる必要がないのに「119番」に自動発信した場合、電話を切らずに119番に応答した消防職員に「間違いでした、救急車・消防車は必要ありません」と伝えましょう。

 総務省消防庁によると「119番通報を受けた消防機関では通報者から通報内容を確認できない場合、「かけ間違い」か「通報者が電話の繋がった状態で意識を失った」などの判断ができないため、通報内容を確認するために発信元に折り返し電話をすることや、119番通報で共有された位置情報を基に、発信場所付近に消防車両で向かい通報者の捜索をする」とのこと。

 昨今のコロナ禍で救急搬送にかかわる人員が限られるため、「緊急時以外の発信はしない」「緊急時以外に発信した場合は、電話を切らずに“間違い”と伝える」の行動を取りましょう。

iPhoneやApple Watchの設定を再確認

 衝突事故検出機能が作動する恐れがある場合や衝突事故検出機能を利用しない場合、衝突事故検出をオフにすることができます。また1台のデバイスで機能をオフにした場合、そのデバイスとペアリングしているほかのデバイスでも自動的にオフになります。

●iPhoneの場合

  1. 「設定App」を開く
  2. 「緊急 SOS」をタップ
  3. 「激しい衝突事故発生後に電話」をオフ

●Apple Watchの場合

  1. iPhoneで「Apple Watch App」を開く
  2. 「マイウォッチ」タブで「緊急 SOS」をタップ
  3. 「激しい衝突事故発生後に電話」をオフ

 なお、対応モデルのiPhoneやApple Watchでは、衝突事故検出がデフォルトで有効になっています。また、18歳から55歳までの利用者がwatchOS 8.1以降を搭載した新しいApple Watchを設定すると、「ワークアウト中の転倒検出が自動的にオン」になります。

 
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