異色の恋愛ADV『スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア』を紹介
Switch移植版『アイドル雀士スーチーパイ』には、平成の懐かしさとドキドキが詰まっていた【後編】
2023年01月27日 20時00分更新
資料的価値山盛りのおまけディスクで平成の空気を感じる
さて、これから紹介するおまけコンテンツは、正直言ってノスタルジアの気配がムンムンである。ぶっちゃけリアルタイム世代向けの要素であり、若い読者にとっては歴史的な資料に興味のある方くらいにしか響かないかもしれない。とはいえ、せっかくだから読んでいってくださいな。
主に取り上げるのはまだしっかりと紹介していなかった『アイドル雀士スーチーパイめちゃ限定版』から。という感じで、アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュートを隅々までご紹介いたします。
『アイドル雀士スーチーパイめちゃ限定版』は1998年11月26日発売。Disc1・2には、当時セガサターンでもX指定の『Remix』『II』が再発売不能となったため、脱衣シーンを水着着用に修正した全年齢版『Limited』と同じグラフィックに差し替えたものが収録。Disc3には『ドキドキナイトメア』のシステムを使った新作のショートアドベンチャーゲームと、大幅にキャラを拡充したフリー対戦モードおよび、資料的な面でも貴重な声優ホームページ(当時)の出張版などが収録されている
というわけで、アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュートを前・後編2回に分けてレビューした。今となってはレトロゲームに括られるだろう25年以上前のゲームだが、Nintendo Switchに移植された今だからこそ遊びたい理由、そして令和の今でも胸を張っておすすめできる本作の魅力を語ってきた。
無双系ゲームの気持ちよさに通じる究極の接待麻雀を楽しみたいなら、アイドル雀士スーチーパイSpecial+Remixとアイドル雀士スーチーパイII。
技術の粋を極めた至極のピクセルアートと往年のセルアニメーションを堪能したいなら、スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア。
濃厚な平成の空気を感じたいなら、アイドル雀士スーチーパイめちゃ限定版。
以上4作に少しでも興味が湧いたなら、まずはお手軽なダウンロード版から購入してみてはいかがだろうか。
ちなみにスーチーパイシリーズのキャラクターデザインをされた園田健一さんの実家は熊本市の老舗和菓子店で、豊臣秀吉の朝鮮出兵に由来があるという熊本銘菓「朝鮮飴」が名物なのだ。熊本に行った際にはぜひ立ち寄ってみてほしい。園田先生のイラストがパッケージになった商品も販売している。写真は正月に帰省した熊本出身の友人からおみやげにもらったもの。タイミングが良かったので記事に載せました
以下、最後のおまけとして、何故か下着で昏睡中のヒロイン達をお届けします。
ゲーム情報
■パッケージ版
タイトル:アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート
プラットフォーム:Nintendo Switch
発売日:発売中(2022年12月8日)
プレイ人数:1人(※一部ミニゲームのみ1~4人)
レーティング:CERO D(17歳以上対象)
通常版価格:6930円(税込)
特装版価格:1万5950円(税込)
超豪華版価格:2万9700円(税込)
■単体ダウンロード版
アイドル雀士スーチーパイ Special + Remix サターントリビュート
価格:1980円(税込)
レーティング:CERO D(17歳以上対象)
アイドル雀士スーチーパイII サターントリビュート
価格:1980円(税込)
レーティング:CERO D(17歳以上対象)
スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア サターントリビュート
価格:1980円(税込)
レーティング:CERO D(17歳以上対象)
アイドル雀士スーチーパイ めちゃ限定版 サターントリビュート
価格:2970円(税込)
レーティング:CERO C(15歳以上対象)
※『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』としてのダウンロード版はございません。ダウンロード版は個別タイトルごとに配信中です。
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