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米線→ミーシェンと言います

香港発スパイスヌードル「タムジャイサムゴー」の「白米線」「赤米線」は冬限定のお得メニューなのでオススメ

2023年01月16日 16時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 ごきげんよう、アスキーのナベコです。冬ど真ん中の寒さに打ちひしがれそうなみなさん、こんな日には温かい麺物をすすりたくなりませんか?

 都内に3店舗を構える香港発のスパイスヌードル店「タムジャイサムゴー(譚仔三哥)」では、2023年冬の限定メニューとして「白米線」「赤米線」(各880円)を1月10日から販売しています。この季節にぴったりな内容、なおつお得なのでこの季節にオススメとのこと。

 白と赤でそそる見た目ですね。「さっそく食べていきましょう!」……と、言いたいところですが、そもそも「米線」っていったい何?

米線(ミーシェン)ってなに?

中国雲南省発祥の米粉麺

 米線は、ミーシェンと言います。米を使った米粉麺のこと。ライスヌードルといってもいろいろな種類が世界にありますが、中国雲南省発祥のお米と水だけでつくられた麺が米線(ミーシェン)と呼ばれているようです。

 フォーやビーフンなども米粉を使用していますね。ミーシェンは一般的に発酵工程があるなど製法が異なります。

 一見ラーメンのようですが色がつやつやと白く、食べてみるとどこかお米の優しい風合いを感じるのがミーシェンの特徴。

本場香港で人気のタムジャイサムゴー

新宿中央通りと、吉祥寺、恵比寿に店舗があります。写真は恵比寿店

 タムジャイサムゴーはこの米線の専門店で、香港では毎年3000万人以上の来店数を誇る人気店。国内では、2022年3月に一号店「新宿中央通り店」を出店し、現在「吉祥寺店」「恵比寿店」の計3店舗で展開しています。

 米線を、6種類のスープ、10種類の辛さ、25種類のトッピングで自分好みにカスタムして味わえるのが魅力。

スープは6種類から選べます

デフォルトでもやし、ニラ、高野豆腐がのっているので、それ以外をトッピング

冬の期間限定「白米線」「赤米線」

 期間限定で販売中の、「白米線」「赤米線」は、実は既存のスープ、トッピングの組み合わせで作ることのができるのですが、特別メニューであるため自分でトッピングを選ぶよりお値段的にお安くなります。

 では、内容をみていきましょう。

白米線 880円

 「白米線」は、この季節の寒さに体の芯から優しく温まる、すべてのベースとなるまろやかな「クリアスープ」を使用。なめらかで口当たりがよく、さらに辛さがなく、優しい味わい。具材には、えのき、ベビーイカ、べビーホタテなどが入っています。

赤米線 同じく880円 ※写真は辛さレベル大辣のもの

 「赤米線」は、タムジャイサムゴー1番人気の「麻辣(マーラー)スープ」を使用。オリジナルスパイスと具材のシビれる旨味がやみつきになるおいしさで、辛さは好みで選べます! 具材には、も豚バラチャーシュー、舞茸、油揚げなどが入っていてます。

「白米線」からいただきます

 まずは「白米線」。“スパイスヌードル”と聞くと「辛いんでしょ~」と思う方も多いかもしれませんが、白米線で使用しているクリアスープには辛みがありません。

 タムジャイサムゴーには、このクリアスープの他、麻辣、番茄湯(トマト)、ウーラー、酸辣(サンラー)、三哥酸辣(サムゴーサンラー)の計6つのスープがありますが、すべてのスープのベースにクリアスープが使用されており、クリアはいわば基本の味。

 スープの素材は企業秘密だそうで教えてもらえませんでしたが、魚介とも動物性ともとれる濃厚な旨みが詰まったまろやかなスープで、寒い日にも身体の芯からほっこりと温まります。

 写真だとラーメンのように見えるかもしれませんが、米線はもちっとしていながら、プチッと歯切れがよく、コシを楽しむというよりしなやかさが特徴だと思えました。麺にスープが絡むというか、優しく麺とスープが馴染んでいるような。同じ米粉だけにフォーと近い感覚もあります。フォーにパスタを足したとか、そんなイメージかな~。

 別物な上であえていうと「白米線」はラーメンでいうとタンメンのような感じ。具沢山でほっこりします。

辛いの好き向け「赤米線」

 次に「赤米線」。スープは花椒やチリなども加わったシビ辛系の麻辣スープ。辛さが10段階から選べる中で、実際にいただいたのは、「4小辣」。ちなみにタムジャイサムゴーでは一番辛さを抑えたものが「10小辣」で、辛さが増せば増すほど、数字が少なくなります。

 見た目はそこまで赤くないものの、4小辣でもなかなかの刺激!! 私これ大好き!!

 舌と喉の両方にチリチリヒリヒリとした辛さがアタックしてきて、刺激を確かめるように、次から次へと食べ進めてしまいます。まさに中毒的に………。辛いけど、米線が優しい風合いだからバランスも良し!

 トッピングの豚肉と辛いスープとの相性は想像通り。豚肉の旨みが引き立ちます。スープを染み染みしてくれる油揚げもいい感じです。

裏技的な味変!サイドメニューを足しちゃえ

 ここで、お店からこんな提案。「サイドメニューを追加購入して米線にトッピングしてもおいしい」ですよ、と。

 例えば、白米線には「黒きくらげ 香酢ソース」(250円)、「ほうれん草のマスタードソース」(300円)がオススメとのこと。

 また、赤米線には「黒きくらげ ピリ辛胡麻ソース」(250円)、「豚しゃぶ肉」(350円)がオススメだそう。いずれも、米線のトッピングメニューではなく、単品で頼んでおつまみなどにできる単品のサイドメニューです。

 ずいぶん大胆だなと思いながら試してみたところ、これが悪くない! 白米線はもともと辛さがないので「黒きくらげ 香酢ソース」を入れると、酸味がアクセントに。「ほうれん草のマスタードソース」は意外性がありますが、マスタードソースがスープに溶け込こんで馴染むことでしっくりきます。

 赤米線に「豚しゃぶ肉」や「黒きくらげ ピリ辛胡麻ソース」を入れると、辛さとボリュームが増して食べ応えアップ。最初から米線にのっているわけではないので、味変感覚で少しずつ加えていけるのもおもしろいところ。

 なんでも、香港の店舗では、トッピングの具材だけではなくサイドメニューも米線にのせてアレンジするお客さんも多いとかで。より自由度高く米線を楽しんでらっしゃるそうなのです。やはり本場のツウは違う!

 意外にハマるサイドメニューの米線のせ。もちろん、紹介した以外のサイドメニューやトッピングを追加するのもアリなので、自分なりのアレンジに挑戦にするのもアリアレンジング!

シンプルなメニューは550円~

 ということで寒い日にぴったりの「白米線」「赤米線」をご紹介しました。こちらは2月28日までの期間限定。価格はいずれも880円で、具材を考えると割安です。

やみつきになっちゃう!?

 もちろん、期間限定メニュー以外の定番メニューも販売中。一番シンプルなもので550円から頼めます。ラーメン、うどん、そばでもなく、ちょっと変わった米線・お近くにあったら試してみてはいかが。

平日限定のランチセットもオトク


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