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GIGABYTE Z790 AERO Gで組んだPCを取材しに訪問したら……

机もPCも鬼自作!人気絵師・refeia先生の絶対マネしたい作業環境

2022年12月27日 11時00分更新

 どもどもジサトライッペイです。自作PC業界の2022年は激動の年になりましたね。最新CPUやGPUを中心に、各PCパーツが飛躍的な性能向上を果たし、買い替えには大変いい時期でした。しかし、それを扱う人間はどうでしょう? 僕はあいかわらず繁忙期は土日も祝日も誕生日も関係なく働きまくり、目は悪くなるばかりでした。

 そこで始めた活動が「デジタルの力でアナログの身体を補おう」運動です。例えば、目に優しいディスプレーを導入したり、少しでも早く仕事を終わらせるためにPCを強化したり……。せっかく我々人類が育んできたテクノロジーですからね。なるべく有効活用していきたいところ。

 今回はそんな僕と同様に(?)、ITやアイディアを駆使して、より良い仕事スペースを構築しているイラストレーター・refeia(読み:レフェイア)先生のご自宅をご紹介します。

refeia先生のプロフィール:工学修士。自動車業界でソフトウエア技術者として勤めた後、2006年よりフリーランスのイラストレーターとして独立。代表作は「萌え絵の教科書」シリーズ、画集「q-o」、バンダイナムコエンターテインメント「ヴァイスシュヴァルツポータブル」キャラクターデザイン、スクウェア・エニックス「ミリオンアーサー」シリーズ・キャラクターデザイン、MF文庫J「疾走れ、撃て!」シリーズ、GA文庫「聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉」シリーズなど。著書や学校での後進の育成、講演、製作機材の評価記事などでイラストコミュニティーへの貢献にも努めている。

 refeia先生と言えば、イラストレーターとしてIT系メディアの記事も自らご執筆なさるライターさんでもいらっしゃるので、我々の間ではすごく著名な方です。しかしながら、僕はお会いしたことがなく、いつか一緒にお仕事したいなーと妄想しておりました。

 そんな折、最近GIGABYTEのマザーボード「Z790 AERO G」を主軸に1台PCを組んだということで、その取材にかこつけて作業スペースのあるご自宅にお邪魔できることになったのです。超ラッキー!

GIGABYTEのインテルZ790チップセット搭載マザーボード「Z790 AERO G」。コンテンツ制作のためにこだわった仕様が満載のクリエイター向けモデルです。refeia先生いわく、GPUの映像出力を受け取ってUSB信号とUSB-PD出力を1本にまとめてType-Cに出力する機能があり、それがType-C接続の普及が進んだ液晶ペンタブレットと相性が良いそうな。ちなみに、refeia先生がご使用なさっているワコムの「Cintiq Pro 16」(前期モデル)では、USBケーブル1本で済んでいるとのこと

 大緊張しながらお会いしてみると、すごく気さくな方でほっとしたのもつかの間。僕に目に飛び込んできたものは、一見一般的な作業環境に見えるものの、よくよく観察してみると「異常すぎる作業机」でした。

refeia先生の作業机

 まず目についたのは、37.5型曲面のウルトラワイドモデル(3840×1600ドット、G-SYNC ULTIMATE)と、31.5型の4Kモデルをエルゴトロンのアームで設置したマルチディスプレー環境。いずれもDisplayHDR 600をサポートしており、色使いが大事になるイラストレーターらしいチョイスです。

 ほか、机の上には液晶ペンタブレットにノートPC、Nintendo Switch、Androidタブレット、スピーカー、キーボード、PlayStaiton 5(右のディスプレーの裏)。下にはデスクトップPCとサブウーファー、とデバイスが多いこと多いこと。そして、なにが「異常すぎる」かと言えば、それらがすべてすっきりと収まっているところ。

 普通、こんなにたくさんのデバイスを運用していたら、もっと机の上はごちゃつくはずですよ。このデバイスの多さのわりに、異常にすっきりとした環境には一体どんな秘密が……。自作PCの取材はそっちのけで(こちらは後述しますね)、同行したGIGABYTEの渡辺技師とともに、refeia先生に気になる点を1個ずつ質問していきました。

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