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第12世代Core i7とRTX 3060 Laptop GPU搭載で18万円台

薄軽ながらパワフルなゲーミングノートPC「Stealth 15M B12Uシリーズ」がコスパ最強だった

2023年01月13日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 メモリーは16GB(8GB×2)のDDR4で、MSI公認サポート店での増設により、最大64GBまで搭載可能。ストレージはM.2 NVMeの512GB SSDを備えている。無線LANはWi-Fi 6でBluetooth 5.2を搭載。インターフェースは、USB3.2 Gen2 Type-C×1(映像出力対応) 、USB3.2 Gen2 Type-C ×1、USB3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI×1、ヘッドホン出力(Hi-Res対応)/マイク入力 コンボジャック×1が用意されている。

写真上が右側面で、USB3.2 Gen2 Type-C×1(映像出力対応) 、USB3.2 Gen2 Type-C×1、USB3.2 Gen1 Type-A×1、HDMI×1。写真中が左側面で、USB3.2 Gen1 Type-A×1、ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/マイク入力 コンボジャック×1、電源。写真下が背面で、端子はなく両サイドに排気口があるだけ

サウンドやマイクの音声を調整するユーティリティ「Nahimic」もインストールされている

 電源は、専用の180W出力のACアダプターで、それなりのサイズと重量はある。だが薄型なため、ケーブルをきちんと束ねれば本体と一緒にカバンへ収納しやすい。

AIエンジンを活用したチューニングソフトでパフォーマンスを発揮

 さっそく、性能をチェックしていこう。本製品には「MSI Center」アプリがインストールされており、アプリに合わせた最適なチューニングをしてくれる。また、手動による設定も可能で、最大性能を発揮する「究極のパフォーマンス」モードも用意されている。今回の計測では、AIによる自動調整の「スマートオート」と「究極のパフォーマンス」で行なっている。

「MSI Center」アプリには、起動するアプリによって最適なチューニングにしてくれる設定が用意されている。「スマートオート」がAIにより最適に自動調整してくれる

「究極のパフォーマンス」は、GPUのオーバークロックとファンスピードの調整ができる。今回はコアクロックオフセットを100Hzにしている。VRAMクロックオフセットは描画に影響があったため使用していない。なお、手動でのクロック調整(OC)は、メーカー保証対象外となり自己責任で行なう必要がある。

ファンスピードの設定は、「自動」と「クーラーブースト」、「詳細」があり今回はクーラーブーストを選択している

「MSI Center」には「Gaming Mode」の設定もあり、よりゲームが快適に動作するようにしてくれる

 まずは、定番のCPU性能を測る「CINEBENCH R23」から。レンダリング時間は10分間で、結果は20スレッドが効果的に効き、マルチコアで10785pts、シングルコアで1667ptsと十二分なパフォーマンスを示している。究極のパフォーマンスでは、マルチコアで13109ptsと約20%もアップしている。

「CINEBENCH R23」の結果

 続いて、アプリ性能を測る「PCMark 10」を実行。ただし、究極のパフォーマンスで動作させると途中で終了してしまうため、スマートオートのみの結果となっている。結果は、7362とかなりの好成績を叩き出している。細かく見るとWebやアプリ、チャットの「Essentials」が10931、文書や表計算アプリの「Productivity」で9772、写真やビデオの編集「Digital Content Creation」の10140で、どのジャンルもまんべんなく高いパフォーマンスを示している。これなら、オフィスワークやクリエイティブな作業でもかなり快適に使えそうだ。

「PCMark 10」の結果

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