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ポタフェス2022冬、会場で見つけた新製品・参考出品

2022年12月20日 20時00分更新

Unique Melodyは骨伝導ドライバー搭載の完全ワイヤレス

 マルチドライバーの有線イヤホンでは採用が進んでいる骨伝導ドライバー。完全ワイヤレスでもついに採用が進みそう。

 Unique Melodyのブースでは、骨伝導デバイスも利用した完全ワイヤレスイヤホン「U-Free」が試聴できた。ダイナミック型と骨伝導ドライバーを1基ずつ搭載した密閉型のハイブリッドイヤホンで、ノイズキャンセリング機能も搭載。SBC/AAC/aptXのコーデックに対応。現在アプリなどを開発中で来年の発売になるそうで、価格は4万円前後となる見込み。

 非常に優れたサウンドで、リッチな低域に支えられつつも中域がかぶらずボーカルなどがとても見通しよく聞こえる。今回聴いた製品の中でも出色の出来栄えかもしれない。現在アプリを開発中で、来年の初頭には発売できるとのことだが、今から楽しみだ。価格は4万円前後になるという。

イヤーチップは独自に開発したもの。骨伝導は密着性が大事なので、それに配慮したのだろう。

2色展開になっている。

ケースは曲面をうまく生かしたモダンな雰囲気

iBasso「AMP14」、SHANLING「H7」「MO Pro」

 SHANLINGやiBassoの輸入代理店を務めているMUSINは、両ブランドから参考出展の商品をいくつか展示していた。AMP14(参考出展)はKORG Nutube真空管を搭載したアンプカード。iBassoのDAPである「DX320」「DX300」シリーズに接続できる。4.4mmバランス駆動用端子を搭載し、ヘッドホン出力とラインアウト端子が一つずつある。既発売のAMP13からさらなるノイズ対策を施して高音質化を図ったという。価格は4万円前後を想定しており、発売時期は未定となっている。

4.4mmバランス出力にも対応

iBasso AMP14はDX320用の交換モジュールだ

DX320を背面から見たところ

 SHANLING「H7」は、USB Type-Cデジタル入力に対応したハイエンドポータブルヘッドホンアンプ。DACにAK4499EX、AK4191EQデルタシグマモジュレータを搭載している。Bluetoothレシーバーとしても動かすことができ、スマホやDAPに接続してワイヤレスで音楽などを聴くことができる。また、SDカードスロットを搭載しており、H7単体でプレーヤーとして使うこともできる。価格、発売時期は未定となっている。

SHANLING H7

ハイエンド仕様のUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプだ。

 「M0 Pro」は、1.54インチディスプレーを搭載した小型DAP。基本的な機能はM0を踏襲し、性能や機能をアップグレードさせたものになっている。フルバランス回路を搭載し、アウトプットは3.5mmプラグしかないがオリジナルの5極端子になっており、別売りのアダプター(発売時期・価格未定)を介することで、4.4mm5極バランスに変換することができる。価格は2万円前後を想定しており、2023年初頭の発売を目指している。

SHANLINGのM0 Pro

カラバリも用意されている

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