intimeは発表直後の3製品を展示し、人気
intimeは、リケーブル対応ハイブリッド型イヤホン「煌Mark II」「轟Mark II」「雅Mark II」の試聴機を展示していた。発表直後の製品をいち早く体験できる場であり、長い試聴列ができていた。2023年2月より一斉に登場予定だ。
Maestraudioの参考出品
アユートブースも相変わらずの盛況。アナログのポタアン「AK PA10」やAZLAの参考出展はすでに紹介しているが、そのほかの展示を紹介する。群馬県高崎市に拠点を持つオーツェイドが展開するMaestraudioは、通には有名なintime(アンティーム)の技術を高度にブラッシュしたブランドで、今年からイヤホン「MA910S」という製品を展開。
会場ではMA910Sのリケーブル対応モデル・4.4mm端子搭載でバランス駆動対応モデルが展示されていた。リケーブル対応モデルは金属製フェイスプレートを使用したことで、音が若干変化している。制振性が増すためか、付帯音が少なく、特定の音域を強調しない、どの音域も平均的に聴こえるモニター系の音になっている。4.4mmモデルは従来と同じフェイスデザインだが、バランス化の効果は高く低域などがしっかりしている。価格は、リケーブルモデルが2万円、4.4mmモデルは1万5000円を切りたいとのこと。来年の春までの発売を目標にしている。
HIFIMAN「Svanar」
HIFIMANブースでは、12月2日発売のハイエンドイヤホン「Svanar」を展示。ダイヤフラムの表面に特殊なメッキ処理を施した「トポロジーダイヤフラム」を採用している。フロントチャンバーとリアチャンバーの異なる金属素材を使用することで、共振のチューニングをするという。音は、解像度が高くナチュラルで聴きやすい。中、低音域に厚みがありつつも明瞭でスッキリとした聴き心地となっているように感じた。
“Svanar”はスウェーデン語で「白鳥」を意味し、華やかな動きの白鳥をイメージして名付けられたとのこと。価格は22万9900円。
See audio「Yume II」
リアルアシストは、新製品や参考出品を数多く展開していた。See audioの「Yume II」は、アルミ合金で美しく高級感のある外装。高精度の5軸CNC加工で作られたシェルには刻印が施されている。音は、細部まで滑らかでクリーンな音域を表現していた。精密に設計された高精度3Dプリント音響キャビティ構造で音響的な整合性の向上とドライバーへの適切な実装に配慮して設計されているとのこと。Yume IIは近日発売予定となっており、価格は3万3500円前後となっている。
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