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Bloomberg報道:

iPhone、「野良ストア」からアプリインストール可能に? ただしEUのみ?

2022年12月19日 18時00分更新

 アップルはEUで11月1日より施行されたデジタル市場法に対応するため、アップル以外のサードパーティによるアプリストアを許可するプロジェクト(いわゆるサイドローディング)に取り組んでいる。米メディアBloombergが12月14日に報じた。

 デジタル市場法はGAFAを始めとした巨大IT企業を対象にした法律で、自社で独占状態にあるプラットフォームを他社(この場合は対象外の中小企業)も利用できるよう開放させる規制が含まれている。

 罰金を回避するにはアップルはアプリストアを開放せざるを得ず、これによりユーザーは自分の気に入ったアプリを自由にiPhoneにインストールできるようになるというわけだ。

 ただし、同紙はこの情報に詳しい関係者からの話として、このプロジェクトは最初はEUだけで適用されると伝えているため、日本のユーザーはすぐには利用できないと思われる。

 また、アプリのサイドローディングはセキュリティリスクもつきまとうため、あまり詳しくないユーザーのあいだでトラブルが起きてしまうことも予想される。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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