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JN-238GT240FHDRをレビュー

3万円強で買える240Hzゲーミングディスプレーのコスパやいかに

2022年12月21日 11時00分更新

リフレッシュレート240Hz+高速応答で
3万円強で買える価格設定がすばらしい

 実際に「Apex Legends」をプレイして使い勝手を確かめてみた。ビデオカードは最新ハイエンドの「GeForce RTX 4090」搭載モデルを用意。起動オプションを付けてフレームレートの上限を解除したため、描画設定を高めにしてもほぼ300fpsに張り付く状態になった。

 リフレッシュレート240Hzの恩恵は大きく、60Hzのディスプレーでプレイした時との差異がハッキリと感じられた。かなり滑らかに表示され、カメラを急に振っても残像感はまったくなく、ゲームの快適性は抜群と言える。

 続いて「Call of Duty: Modern Warfare II」でも試してみた。こちらは描画負荷が最大となる「極限プリセット」にしたので、かなり重めの描画となる。それでも平均200fps程度だったので、リフレッシュレート240Hzを活かしたかなり滑らかな表示になった。こちらも60Hzモデルとの違いをハッキリと確認できた。

 以上のように、JN-238GT240FHDRはFPSやTPSをプレイするのにうってつけの液晶ディスプレーと言っていい。応答速度が1msと高速な点もありがたい。直販価格は3万1480円だが、ショップによっては3万円を切っており、非常にリーズナブルだ。映像入力も4系統あるので、PCだけではなくコンシューマーゲーム機のディスプレーとしても活躍できるだろう。

 解像度はフルHDなので4Kモデルに比べると狭いものの、とにかくフレームレート重視のFPSやTPSにおいては、それをデメリットに感じることはまずないはずだ。また、背面にLEDが配されているとはいえ、全体的に落ち着いたデザインで、事務用途でもアリだろう。コスパが高い高リフレッシュレートの液晶ディスプレーを探しているのであれば、一考の価値アリだ。

JN-238GT240FHDRの主なスペック
パネル 23.8型TN(ノングレア)
解像度
(アスペクト比)
1920×1080ドット(16:9)
表示色 1677万色
輝度 370cd/m2
コントラスト比 1000:1
視野角 170度(水平)/160度(垂直)
リフレッシュレート 最大240Hz
応答速度 1ms(MPRT)
インターフェース HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2、USB Type-C(USB 3.1)、オーディオ出力ほか
スピーカー 2W×2
チルト -5度~+15度
高さ調節 -
スイーベル -
ピボット -
サイズ(スタンドを含む)/重量 540(W)×185(D)×406(H)mm/約4kg
その他 AMD FreeSync、HDR 10、VESAマウント(75×75mm)
直販価格 3万1480円
■Amazon.co.jpで購入
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