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黄色いだけで価値がある! AnkerのUSB急速充電器65W「ピカチュウモデル」を衝動買い

2022年12月01日 12時00分更新

Galaxy Z Fold4の充電経過。残量10%→100%までを充電するのに83分かかった

Galaxy Z Fold4の筆者の直近の充放電状態を見てみたら凡そ残量が10%〜30%程度で充電開始しているのがわかる

筆者所有のスマホ3台による充電結果を発表

 充電時間の測定と充電量(%)の記録には、アプリの「シンプルバッテリーグラフ」を使用した。Galaxy Z Fold4は、バッテリー残量10%の状況のデバイスに100%まで充電。BALMUDA Phoneは、同じくバッテリー残量10%の段階で充電開始し、100%までを測定。OPPO Reno 7 Aは、バッテリー残量9%で充電開始し同じく100%充電までを測定した。

BALMUDA Phoneの充電経過。残量10%→100%までを充電するのに89分必要だった。これは実質バッテリー総量2500mAhにしては充電スピードが遅い感じだ

OPPO Reno 7 Aの充電経過。9%→100%の充電に98分必要だった

今回の充電経過テストに関して昔からある「強制放電アプリ」のお世話になった。目標電池残量を指定できるのがなかなか便利だ

 結果として、Galaxy Z Fold4の4400mAh(10%から100%までの追加充電なので3960mAh)を充電するのに要した時間は83分。BALMUDA Phoneの2500mAh(10%からの追加充電なので2250mAh)の充電に要した時間は89分。4500mAhのバッテリーを搭載しているOPPO Reno 7 A(9%からの追加充電なので実質的には4095mAh)の充電時間は98分という結果となった。

 この結果に満足か不満足かは、人によって感じ方は違うだろう。3つの充電容量と経過時間のグラフを読めば、充電開始後30分あるいは60分でどのくらいの充電量(%)が期待できるかは、おおよそ分かるだろう。

 筆者のようにバッテリーイーターのスマホゲームをしないユーザーで100%まで充電完了後、24時間以内にモバイルバッテリーでの追加充電がほとんど必要でないユーザーなら、夜寝てから朝起きるまでに100%充電できていればほとんど問題ない。しかし、この手の話はユーザーの嗜好や要求によりさまざまだ。

 筆者の購入したピカチュウモデルは、ベースモデルであるAnker 735モデル(7990円)よりライセンス料や特別カラーなどで1000円高い8990円だったが、ベースモデルのAnker 735が先日からその実売価格が6490円に値下げされたようで、ピカチュウモデルとの価格差は2500円にまで広がってしまった。

筆者はもっぱらピカチュウモデルの65W急速充電器と、別途購入したAnker PowerLine III Flow USB-C ケーブルのレモンイエローモデル(90㎝)を愛用している

 2500円高くても「黄色いだけで価値がある!」と思い続けられるかどうかは、個人差がありそうだ。しかしピカチュウモデルを買ったのなら、より楽しく快適に充電生活を過ごすためにも、レモンイエローの0.9m Anker PowerLine III Flow USB-C ケーブル(Amazonブラックフライデーセール価格:1512円)も合わせて揃えたいものだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Anker「USB急速充電器 65W ピカチュウモデル
・購入:Amazon.co.jp
・価格:8990円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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