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Intel Arcやソニックとのコラボマザーなども展示!

AQUAシリーズの継続も示唆!ASRockファンミーティング第二部レポ

2022年11月27日 10時30分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 ASRockは2022年11月26日(土)に秋葉原にある「LIFORK 秋葉原 II」にてオフラインイベント「ASRock ファンミーティング 2022 Winter」を実施した。

 本イベントへの参加は無料、応募フォームにて事前エントリーし、定員を超えた場合は抽選する形だった。各回ともに定員は30名前後。イベントは、第一部と第二部に分かれており、第二部ではASRockの原口有司氏と、実際に開発に携わるジョンソン氏、クリス氏がオンラインで参加し、事前質問や来場者の質問・要望に答えた。第一部の内容が気になる人は別記事を確認して欲しい。

画面左がクリス氏、右がジョンソン氏

ASRock 原口有司氏

 最初はマザーボードに関しての要望・質問から。1番目はASRock Taichiシリーズのマザーボードの象徴ともいえる、歯車マークを回して欲しいという要望。ヒートシンクなどに描かれた歯車は、内部機構のようにも見え、以前から動いて欲しいという要望はASRockファンの中に多かった。

 原口氏が来場者にもTaichiの歯車は回って欲しいですか?と質問を投げかけると会場の約8割の人が手を挙げるほどだ。原口氏は、この要望に対して、複数の歯車を全部モーターなどで回すのではなく、1つを回して、その回転する歯車にかませる形で複数回すのはどうか、と聞いたところ、「とてもクールな意見だ、実現したら皆買ってくれるんですよね?」と返答があり、会場が笑いに包まれた。

 また、マザーボードに対しては、新シリーズのLiveMixerのマイクロATXマザーボードが欲しい、マゼンダっぽい赤色、それか緑や黄色系のマザーボードはどうでしょうか、といった質問が続いた。その質問に対しては、ユーザーの皆様が色を選べるヒートシンクができればよいんじゃないか、と検討したいとのこと。

 加えて、最近登場していないAQUAシリーズのマザーボードは、今後出ないのでしょうか?という質問もあったが、今のところは発売予定はないが来年検討したい、とシリーズ自体は終息しておらず、今後登場する余地があることが語られた。

 今後はGPUについて。発売されたばかりのPhantom GamingブランドのIntel Arcについていくつか質問があった。VRAMが8GBで、なぜ16GBにしなかったのか、という質問があったが、価格と性能バランスを見て、8GBがより無駄なく性能が発揮できるためと回答した。

 DeskMiniやDeskMeetに関する質問では、AM5対応の製品の発売は予定されていないか、などの要望もあったが、AM5版のRyzen Gシリーズの発売予定も明らかになっていないので、今のところは開発予定はないが、当然検討はしていくといった言及があった。NaviベースのAPUの登場と共に開発・発売することに期待したい。

 第二部のラストは、第一部でもあったプレゼント争奪じゃんけん大会が実施された。第一部と同じくPhantom GamingのカバンやAMDロゴ入りのトートバック、ASK FESでも抽選のプレゼントになっていた折りたためるランタン、電動ドライバーがあり、大いに盛り上がった。

 第一部の紹介記事では、会場に展示されていたAMD AM5チップセットのマザーボードを紹介したが、インテルのZ790マザーボードやIntel Arc A770を搭載した「Intel Arc A770 Phantom Gaming D 8GB OC」も展示されていた。

Z790 Taichi Carrara(左)、Z790 PG-ITX/TB4(右)

Z790 Steel Legend WiFi(左)、Z790 Pro RS/D4(右)

セガのソニックとコラボしたZ790 PG SONIC

Intel ArcとDeskMeetのデモも展示されていた

Intel Arc A770 Phantom Gaming D 8GB OC

B660チップセットの「DeskMeet B660」

第一部でたっぷりと開発秘話が飛び出したLiveMixerを手に、イベント終了後に写真撮影に応じてくれた原口氏

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