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ゼットスケーラーとの提携でZoom利用時の品質やトラブル管理が容易に

2022年11月21日 16時10分更新

Zoom「Quality of Service Subscription(QSS)」

 Zscalerは11月21日、「Zscaler Digital Experience(ZDX)」の監視サービスとZoom Video Communicationのアドオンプラン「Quality of Service Subscription(QSS)」の新たな統合を発表した。

 ZDXとQSSの統合によって、IT部門は、組織の規模に関係なく、社内の全ユーザーのZoomセッションから詳細なパフォーマンスメトリクスと実用的なインサイトを得られるようになる。ZDXの統合ビューではQSSから得たメトリクスとネットワーク、デバイス、アプリケーションのパフォーマンスがまとめられており、組織全体のZoomセッションの品質を常に監視が可能。

 また、平均オピニオン評点(MoS)データをより明確に把握できる、ほぼリアルタイムで詳細な通話品質メトリクスをユーザーに提供。IT部門は、このようなインサイトをデバイスやネットワークのパフォーマンスメトリクスと組み合わせ、ミーティング、ウェビナー、音声通話が進行中であってもリアルタイムでZoomの品質を監視でき、劣化の検出と根本原因の解決が可能になる。

 さらに設定やアラートのパラメーターを自動化し、効率化を実現。ZDXは各ユーザーの典型的なユーザーエクスペリエンスを自動的にベースライン化し、学習したベースラインから通話品質が逸脱した際にIT部門にアラートを送ることができるようになる。これにより、サポート部門は迅速に対応して根本原因を特定し、デバイス、ネットワーク、またはアプリケーションを担当する各部門に対して問題解決に必要なインサイトを提供できる。

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