運ではなく確実に回避するためには?
また、今回の投稿者さんが運良く詐欺を逃れたのは、マイページにログインしたことです。実際のところ、クレジットカードの切り替え時期のタイミングで、Amazonプライム会員の更新ができないこともあります。それに伴って、運営公式の警告メールが送られてくることも考えられます。
しかしその場合でも、メールの本文から直接Webページに遷移させ、各種情報の変更を促すことはまずありません。変更・更新を求められたユーザーは、ブラウザで公式サイトにアクセスし、マイページにログインしてから各種情報を変更……という手順を踏む必要があります。
Amazonに限らず、なんらかのサービスに関するメール経由でユーザー情報の変更を求められた場合は、まずそのサービスの公式サイトにログインし、マイページを確認することを心がけましょう。これだけで、Amazonのようなサービスを騙るフィッシング詐欺の被害はだいぶ防げるハズです。
何かあったら焦る気持ちを抑えてまずはマイページへアクセス。これが今回の教訓となりそうです。
アナタのとっておきの「ヒヤッとした話」を教えてください!
この連載では、アスキーのYouTubeチャンネル特番「ネットでヒヤッとした話~アスキー×マカフィー」からスピンアウトした、「思わずヒヤッとした、ネットにまつわる怖い話」を紹介しています。
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