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【速報レポ】新型「Apple TV 4K」さらに賢く、より小さくなった!

2022年11月02日 22時00分更新

6人までの声を識別。年内予定のアップデートも楽しみ

左がコンパクトになった新しいApple TV 4K。右は2021年モデル。パフォーマンスを向上させながら手頃な価格を維持した第3世代のApple TV 4Kは、今年のアップル新製品の中でも「お得感」がとても充実しています

 新しいApple TV 4Kは、年内に2つの大きなソフトウェアアップデートによる機能追加を予定しています。

 ひとつは、Siriが家族6人までの声を識別できるようになります。声を聞きわけた後に、各ユーザーにおすすめのコンテンツを提案してくれるようになります。

 もうひとつは、HDMI 2.1aの規格に含まれる「Quick Media Switching」という機能のサポートです。例えば映画の予告編と本編のように、異なるフレームレートで収録されている映像が続けて再生された時に、合間に映像のギャップやノイズが発生する場合があります。これを回避しながら、フレームレートや解像度を切り換える機能です。こちらもどんな使い勝手になるのか、アップデート後に試してみたいです。

 第3世代のApple TV 4Kは安価なWi-Fi専用機が1万9800円、イーサーネットも搭載するモデルが2万3800円で発売されます。

 ストレージ容量は第2世代モデルの2倍と増えながら、Wi-Fi+イーサーネットモデルは価格を据え置いているので、とてもお得感があります。自宅に高速ネットワーク環境とWi-Fi 6対応ルーターを導入済みであれば、より安価なWi-Fi専用モデルでも安心して楽しめそうです。筆者が、もしApple TV 4Kを買い換えるのであれば、Apple Arcadeのゲームがより多くダウンロードできる内蔵ストレージ128GBのWi-Fi+イーサーネットモデルを選ぶでしょう。

 第3世代のApple TV 4Kは高いパフォーマンスとコンパクトサイズ、そしてお買い得感がとても強く、今がまさに「買い時」を迎えていると思います。この秋冬、自宅のストリーミングエンターテインメント環境を充実させる計画を立てている方に、まさしく最適なデバイスです。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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