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LEDイルミネーションがゲーミング環境を演出

ゲーム用外付けSSDのWD_BLACK P40は本当に爆速だった

2022年10月30日 12時00分更新

WD_BLACK P40のベンチマークテスト結果

 さっそく、その実力を検証してみた。今回お借りしたモデルは、容量が2TBのもの。スペック的には1TBと2TBで違いはない。まずは、パソコンでの利用だ。今回接続して計測したマシン環境は以下のとおり。

テスト環境
CPU インテル「Core i9-12900KF」
マザーボード MSI「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI」
メモリー 64GB(DDR4-3200 16GB×4枚)
ビデオカード NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
OS Windows 11 Pro

 まずは、定番の転送速度を計測する「CrystalDiskMark 8.0.4」から。

「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果

 結果は、シーケンシャルリードで2000MB/秒超え、シーケンシャルライトは1900MB/秒と公称値を割っているが、外付けSSDとしては上々の性能といえよう。

「WD_BLACK Dashboard」アプリでCrystalDiskMark実行時の温度変化を表示。50度台前半まで上昇したが、しっかり抑えられている

 続いて、SteamのPCゲームから「BIOHAZARD VILLAGE」と「スパイダーマンREMASTRED」、「ストリートファイターV」の3本でロード時間を検証してみた。

「BIOHAZARD VILLAGE」の起動時間とゲームのロード時間

「スパイダーマンREMASTRED」の起動時間とゲームのロード時間

ストリートファイターVの起動時間とアーケードゲームスタートからキャラクター選択までの時間(ゲームロード時間)

 結果はご覧のとおりで、いずれもロード時間短め系で、外付けストレージでプレイしても遜色なくできるレベルだ。なお、起動時間はほとんどクレジットロゴ表示なため、すべての時間でゲームデータを読み込んでいるかはわからない。

 また、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」のローディングタイムでは10.312秒を記録。PCIe 4.0対応NVMe SSDに比べれば1秒以上差を付けられているものの、外付けHDDや一般的なSSDに比べれば、十分な速さを発揮している。

 PCゲームの場合、Steamなどではゲームを外付けストレージに保存が可能だ。そうすることで、外出先でほかのマシンに接続し、すぐにプレイする環境が構築できる。当然、高速ストレージのほうがローディングタイムは短くなり、より快適になる。

Steamでは、保存先をあらかじめ設定しておくと、ゲームごとに保存先を変えられる

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