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2022年10月5日~11日のツイートデータから注目「アニメ」流行語を探し出す

最新作『水星の魔女』と20周年の『ガンダムSEED』がつぶやき数ワンツーフィニッシュ

2022年10月19日 18時00分更新

放送終了後も“架空の放送回”で大盛り上がり

 6位は「SPY×FAMILY」。10月8日、世界卓球の放送延長により放映時間が大幅にずれ、録画を失敗する人が続出。多くの悲鳴が投稿されました。こうした反響を受け、テレビ東京は10月14日深夜に再放送を決定、無事放送されたようです。

 7位は「リコリス・リコイル」。アニメ放送終了後も、ファンアートやネタ画像などが活発に投稿されています。なかでも、毎週、関東圏で放送のあった土曜の23時前後には、ファンによる架空の放送回の予告や感想などが投稿され、人気を博しているようです。

 8位は「BLEACH」。10月10日より新作アニメ『BLEACH 千年血戦篇』が放送開始となり、「#BLEACH」がTwitterトレンド入りするなど、盛り上がりを見せています。

 

 9位は「ブルーロック」。スマホゲーム『ブルーロック Project: World Champion』のリリースが決定。これを記念したフォロー&RTキャンペーンが開催、拡散されています。

 

 10位は「僕のヒーローアカデミア」。10月1日よりアニメ6期スタート。感想やファンアートが多数投稿されています。ほかに、放送開始を記念してライオンの歯磨き粉製品とコラボしたフォロー&RTキャンペーンが開催中、こちらも大きく拡散されているようです。

最新作と20周年のガンダムが揃い踏み

 ガンダムシリーズの最新作『水星の魔女』と、放送開始20周年となる『ガンダムSEED』の話題で、アニメジャンルは『機動戦士ガンダム』がワンツーフィニッシュ。そのほか10月開始の新番組が大半を占めるランキングでした。

 SEEDと言えば劇場版制作も告知されている人気作ですが、今では当たり前となった「本放送の翌日からネット配信する」という方法を大々的に実施した国内初の事例としても有名です。

 なお、SEEDの本放送は2002年から2003年にかけてでしたが、セキュリティ界隈的には、猛スピードで感染し異常なトラフィック増加をもたらしたマルウェア「Slammer」発生の年(2003年)でもあります。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「Slammer」ってなに?

A:2003年1月に確認されたワームタイプのウイルス。「SQL Slammer」という別名もあり、Microsoft SQL Serverに含まれるバッファオーバーフローの脆弱性を悪用して感染を広げた。

 感染すると、IPアドレスをランダムに発生させ、そのホストに向けて自身を送りつける活動を続ける。その活動の結果、大量のパケットが飛び交うこととなり、ネットワークトラフィックが逼迫して世界中のルーターがクラッシュするという事態を引き起こした。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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