30倍ズームも綺麗に撮影、AI技術で強力なカメラ機能を実現した「Pixel 7 Pro」
新たに登場した「Pixel 7」シリーズの上位モデルとなる「Pixel 7 Pro」は、6.7型の大画面ディスプレーに3眼カメラ、そして新しいチップセット「Google Tensor G2」とAI技術によるカメラ機能の強化など、さまざまなアップデートがなされている。その実力を発売前の実機から検証した。
Pixel 6シリーズに近いデザイン
インターフェースはシンプル
まずは外観だが、ディスプレーサイズは先にも触れた通り6.7型で、サイズは約76.6×162.9×8.9mm、重さは約212g。前機種となる「Pixel 6 Pro」のサイズがと重量が約75.9×163.9×8.9mm、重さは約210gとなっていることからサイズの変化はほとんどないといえる。
また側面にはカーブがかかった有機ELディスプレーを採用している点も、Pixel 6 Proと同様だ。使い勝手の問題などから最近では減少傾向にあるカーブドディスプレーだが、見た目に高級な印象を与えるという点ではメリットだろう。
背面を見ると、やはりカメラ部分が出っ張りのあるバー状というデザインはPixel 6 Proと共通。ただカメラ部分は下位モデルの「Pixel 7」と同様、丸くくり抜かれてより目立デザインとなっていることから、見た目で違いは判別しやすい。
側面、及びバー部分の素材にはアルミニウムが使われているが、Pixel 7がアルミニウムらしいマットな質感であったのに対し、Pixel 7 Proでは加工を変えているようで、前面・背面のガラスに合わせた光沢感のあるツルツルした触感となっている。高級感の演出にひと役買っている一方、指紋が目立ちやすいのはややデメリットといえるかもしれない。
側面のインターフェースは右側面に電源キーと音量キー、左側面にSIMスロット、そして底面にUSB Type-C端子が備わっている。これは従来のPixelシリーズを踏襲したもので、構成としてはかなりシンプルだ。
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