ついに登場した「Pixel 7」は最新チップとAI技術でカメラが一層進化
グーグルの新しいスマートフォン「Pixel 7」がついに登場した。新しいチップセット「Google Tensor G2」の搭載によって、グーグルが強みとするAI技術をより進化させ、カメラを中心に大幅な機能強化がなされているのが大きな特徴だが、実際どのようなことができるのだろうか。前機種「Pixel 6」との比較も交えつつ、発売前の実機から確認してみたい。
デザインは「Pixel 6」を踏襲も素材は変化
まずは外観から確認すると、Pixel 7は6.3型ディスプレーを搭載しており、サイズは約74.8×154.9×8.7mm、重さは約197g。Pixel 6が6.4型ディスプレーを搭載し、サイズと重量は約74.8×158.6×8.9mm、重さが約207gであったことを考えると、画面サイズがやや小さくなったぶん小型化がなされているようだ。
ディスプレー素材も有機ELを引き続き採用、フロントカメラはパンチホール構造となっている。指紋センサーもディスプレー内蔵型のものを採用しているが、後述する顔認証との組み合わせでよりスピーディーなロック解除ができるようになったのが大きな変化といえるだろう。
背面のデザインはカメラがバー状の部分に設置されたPixel 6シリーズのデザインを踏襲。バー自体の出っ張りもPixel 6と同様に高めだが、合金からアルミに素材が変わっているためか、バーの色は黒からメタリックカラーに変化している。背面素材にはガラスを採用しているので高級感があり、表面はツルツルしているが指紋も意外と目立ちにくい。
側面にもアルミ素材が用いられており、スクエアだがやや丸みがあって持ちやすい。インターフェースはPixel 6と同様、右側面に電源キーと音量キー、左側面にSIMスロット、下部にUSB Type-C端子が備わっており、イヤホン端子は備わっていない。
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