手のひらに収まる縦折り大画面スマホ「Galaxy Z Flip4」国内版レビュー
2022年10月10日 12時00分更新
閉じたままでも様々な操作が可能
Galaxy Z Flip4をポケットやかばんから取り出し、そのままの状態でもいくつかの操作ができる。電話がかかってきたときに出る場合と通話終了時は本体を開く必要がない。また定型文であれば閉じたままメッセージとして返信できるのだ。そのほか本体内蔵の音楽の再生操作も可能となっている。
さらには本体を閉じたまま電源ボタンをダブルプッシュするとカメラが起動するので、カバーディスプレーの横にあるメインカメラを使って自撮りもできる。標準ではカバーディスプレーいっぱいにプレビューが見えるが、画面タップで実際に撮影される全体の写真イメージも見ることができる。
カバーディスプレーにも壁紙が設定できる。待受の時計のウォッチフェイスの変更も可能だ。スマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズの最新モデルと同じ待ち受け画面を設定できるので、お揃いで持っている人は同じルックスにもできる。カバーディスプレーの大きさは小さいものの、ちょっとしたアクセントとしてカスタマイズを楽しむことができるのだ。
1200万画素デュアルカメラは高性能
カメラは前モデルを引き継ぎ1200万画素の広角、超広角の2つを搭載する。カメラの倍率は静止画も動画も0.5倍と1倍、デジタルは10倍までに対応。動画は4K 60fpsにも対応する。以下、いくつか作例を掲載しよう。
【まとめ】スマートフォンの新しいカタチ
そして新しい使い方ができる
Galaxy Z Flip4は普通のスマートフォンをたたんで小さくできるという点が大きな特徴だ。しかもフレックスモードを使うことで三脚不要で様々な使い方ができる。たたんだときの上質な外観をそのままに使うのもいいし、カバーをつけて外観をカスタマイズして楽しむのもよい。
ハイエンドのチップセットを搭載しているのでメインマシンとしても十分使えるし、小さくなる利点を生かしてサブ用途にも向いているだろう。なおキャリア販売モデルでありながらもeSIMに対応しており、SIMカードレスでの運用や2つの回線の共用もできる。小さなボディーからは想像できないほど可能性を秘めたスマートフォンなのだ。
| 「Galxy Z Flip4」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | サムスン電子 |
| ディスプレー | 6.7型有機EL サブ:1.9型有機EL |
| 画面解像度 | 2640×1080ドット サブ:512x260ドット |
| サイズ | (開)約72×165×6.9mm (閉)約72×85×15.9mm |
| 重量 | 約187g |
| CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
| 内蔵メモリー | 8GB |
| 内蔵ストレージ | 128GB |
| OS | Android 12 |
| カメラ | アウト:約1200万画素(超広角) +約1200万画素(広角) /イン:約1000万画素 |
| バッテリー容量 | 3700mAh |
| 防水/防塵 | IPX8/× |
| FeliCa/NFC | ○/○ |
| SIMカード | nanoSIM/eSIM |
| カラバリ | ボラパープル、グラファイト、ピンクゴールド |
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