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OPPOの新スマホ「OPPO A77」は2万円台の低価格ながらカメラとバッテリーが充実

2022年09月26日 12時00分更新

バッテリーは大容量だが性能はローエンド相当

 性能面を確認すると、チップセットはMediaTekの「Helio G35」を搭載しており、メモリーは4GB、ストレージは128GB。microSDと合わせればストレージ容量は充実しているのだが、性能的にはローエンド相当。5G非対応で同じ価格帯の「Redmi Note 11」と比べてもパフォーマンスは低い。

 実際ベンチマークのスコアを見ても高いとは言えず、「3DMark」では3DグラフィックAPIの「Vulkan」に対応していないとして「Wild Life」のベンチマークは実行できなかった。「原神」などの高い性能を要求するゲームプレイは設定を変えても厳しく、プレイするゲームはかなり選んでしまう印象だ。

「Geekbench 5」におけるOPPO A77のCPUベンチマーク結果

「3DMark」の「Wild Life」ベンチマークは、Vulkan非対応のため実施できなかった

「PUBG Mobile」のグラフィック設定はクオリティが「標準」、フレーム設定が「中」まで。デフォルトでは「スムーズ」が選ばれていた

「原神」のグラフィック設定はデフォルトで「低」だが、「最低」にしてもプレイは厳しい

 また通常操作においても、スクロール操作がワンテンポ遅れるなど操作にややもたつきを感じるケースが時折見られ、ハイエンドモデルの操作に慣れている人などは、テンポのずれによる誤操作をしてしまいやすいと感じた。この辺りは価格とのトレードオフでもあるのだが、国内投入されているほかのモデルと比べるとパフォーマンス不足な印象は否めない。

 その一方で、充実度が高いのがバッテリーであり、OPPO A77は5000mAhのバッテリーを搭載している。それに加えてこの価格帯としては数少ない33Wの急速充電「SUPERVOOC」にも対応。標準で専用の充電器が付属するので、急速充電用の充電器を持っていない人でも安心だ。

 なおモバイル通信に関しては5Gに非対応だが、4Gの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28/38/41/66となっており、国内の主要バンドはおおむねカバーしているようだ。またナノSIM×2のデュアルSIM仕様なので、ここ最近注目されているバックアップ回線の利用が可能な点もうれしい。

SIMは物理SIM(nanoSIM)×2のデュアルSIM構造で、microSDスロットは別に用意されている

【まとめ】安さは強みだが性能はもう少し頑張りが欲しい

 まとめると、OPPO A77は画面サイズやデザイン、カメラ、バッテリーなど多くの人が普段使いで重視するポイントに重点を置いた設計となっている。現時点では4Gの通信速度でも十分満足できる環境にあるだけに、あまり欲張った使い方をしなければ、価格を考慮すれば十分活用できる内容といえるだろう。

 ただ実際の操作感も含め、パフォーマンス面は以前のAシリーズの端末よりも厳しい印象を受ける。価格設定的に難しい部分があったのだろうが、もう少し価格を上げてでもパフォーマンスは向上させてよかったのでは、と感じたというのが正直なところである。

「OPPO A77」の主なスペック
ディスプレー 6.5型液晶
画面解像度 720×1612
サイズ 約75×163.7×8mm
重量 約187g
CPU MediaTek Helio G35
2.3GHz+1.8GHz(8コア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS ColorOS 12(Android 12)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17
/18/19/26/28/66/38/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 約5000万画素
+約200万画素(深度)
イン:約800万画素
バッテリー容量 5000mAh(33W充電対応)
生体認証 ○(側面指紋、顔)
FeliCa/NFC ×/×
防水/防塵 △/○(IP54)
USB端子 Type-C
イヤホン端子
カラバリ ブルー、ブラック
発売日 10月6日
価格 2万4800円

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