9月15日~18日まで千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2022”にブースを展開するAVerMedia。10月に販売開始となる新製品「Live Gamer EXTREME 3」や現行製品の展示のほか、同社製品を活用したバーチャルYouTuberの体験コーナーなどを実施していた。
4K/30pキャプチャー、可変リフレッシュレートのパススルーに対応する
「Live Streamer EXTREME 3」
主にゲーマー向けの映像キャプチャーやマイク、ミキサーといった配信デバイスをラインアップするAVerMedia。ブース内にはXLR接続対応のダイナミックマイク、「Live Streamer MIC 330」、4K/30p対応のウェブカメラ「Live Streamer CAM 513」、コントロールパネルを備えるオーディオミキサー「Live Streamer AX310」といった現行製品を数多く展示。ほとんどがPC周辺機器であるため、PCに接続して試用可能な状態での展示が多めだった印象だ。
また、10月7日から販売開始予定の新製品「Live Gamer EXTREME 3」の展示も。「Live Gamer EXTREME 3」は、最大解像度4K・リフレッシュレート30pの映像キャプチャーに対応するプラグ&プレイタイプのキャプチャーデバイス。従来機種である「Live Gamer EXTREME 2」の最大キャプチャー解像度・リフレッシュレートが1080p/60fpsだった(4Kはパススルーのみ対応)のに対し、大幅なスペックアップを達成している。
また、パススルーに関しては可変リフレッシュレート同期(VRR)の表示に対応。4Kでは48~60Hz、フルHDおよびWQHDでは48~120Hzの範囲でパススルー表示が可能となっており、HDR映像のパススルーも可能なため、美麗な画面でゲームをプレイしつつ、高解像度の映像をリアルタイム配信・録画できるというわけだ。エンコード方式がソフトウェアエンコードのため、PC側に相応のスペックが必要となるものの、プラグ&プレイで4Kキャプチャが可能な点は多くのユーザーにとって魅力だろう。
そのほか、AVerMediaのデバイスと配信向けアプリを組み合わせたバーチャルYouTuber体験コーナーなども用意。カメラで撮影した映像を「Animaze」に反映させてアバターを動かすというシンプルなデモではあるが、通りがかった来場者の注目を集めていた。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう