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Bluetooth SIGへの申請と噂から

次期AirPodsでLE Audioは普及するか

2022年08月29日 14時00分更新

 海外メディアMacRumorsも報じているが、Bluetooth SIGの認証申請に今月初め、アップルの将来製品の申請があった。

 これは様々な可能性はあるものの、MacRumorsはこれを「将来の『AirPods Pro』にLE Audioを採用する証拠となるのではないか」としている。先週、アップルが9月7日(現地時間)に製品発表イベントを開催するという報道もあったが、年内の発売が噂される第2世代の「AirPods Pro」(AirPods Pro 2)の動向も気になるところだ。

 Bluetooth SIGへの申請では、Bluetooth 5.3を使用すると記載している。しかし、MacRumorsは「アップルは実際に製品で採用されるバージョンよりもひとつ高いバージョンで申請することが多いので、実際にはBluetooth 5.2の採用を意味しているのではないか」という見解を示している。これはBeat製品でもそうだし、iPhoneなどでも実際にはBluetooth 5.0が採用されていても、申請時には5.1と記載されていたそうだ。ちなみに理由は不明だそうだ。

 もちろんアップルが公式に何かを表明しているわけではない。ただ、今月の申請であり、次に登場が噂されている新製品となるとやはりAirPods Pro 2が有力なのではないか。LE AudioにおいてはBluetooth 5.2を必要としている。このことからも、AirPods Pro 2がLE Audioに対応することは十分に考えられる。また、もしAirPods Pro2がBluetooth 5.2に対応するのであれば、現在の「H1」チップではなく、おそらく新開発の「H2」チップが搭載されるのではないか。となれば、消費電力の低減やさらなる機能追加があるかもしれない。

 LE Audioについては、標準コーデックであるLC3の対応も必要になるため、導入タイミングとしてはiOS 16のリリース後になるだろう。LE Audioに対応すれば、AirPods Proでも左右同時伝送によって、より安定した通信が可能となる。また、「Auracast」と呼ばれるブロードキャストの受信が可能になるので、公共の場での情報展開の可能性も広がる。

 LE Audioについては、当初アナウンスがあってからだいぶ時間が経ってしまったが、大手のアップルが採用することになればその普及に向けて大きく市場が動き出すことだろう。

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